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横浜市長選とフジロック

雑感

今日投開票が行われた横浜市長選。

首長選としては珍しく50パーセントの投票率で、関心の高さがうかがえます。

そして結果は早々と20時1分に野党系が推薦する候補の当確が。

菅さんが肝いりの候補はあえなく落選で、政界を引退するそうです。

このまま衆院選に打って出ても、見通しは厳しかったのでしょう。

それと何より菅さんとの関わり合いが嫌になったのでは?

この選挙結果で思うのは、菅さんや自民党のコロナ政策の失敗や、IR事業誘致への批判と考えがちですが、そうではない気がします。

菅さんのコロナ対策が失敗だったのは誰もが認めるところですが、横浜市民の投票行動はちょっと違う。

確かに菅さんの無策には腹が立ちますけど、ここまで来たら責任を追及している場合ではなくて・・・。

コロナの専門家である候補に一縷の望みを託したのでは・・・と思っています。

専門家だから何か確かな政策を取ってくれるのではないか・・・と。

横浜市長選の結果が菅政権のコロナ対策に、大きく影響を及ぼす起爆剤になってくれ・・・と願わずにはいられません。

話は変わりますが、橋本元大阪府知事が医療者が補助金だけを受け取って協力していないと声をあげています。

医療者からは懸命に命を懸けて頑張ってきた・・・と反発が出て居ます。

たしかに頑張っていますよ。

もし、そうでないとしたら「どこの病院が補助金をいくら受け取って、何人しか受け入れていない」としっかりしたエビデンスで発言してもらいたい。

言論の自由だからと言って無責任な発言は、医療者の努力や精神信条に敬意が払われていません。

これはダメでしょう・・・橋本さんなら情報入手が可能でしょうから、はっきりと「この病院は・・・」と透明な情報提示をしてほしい。

その医療従事者が懸命に戦っている時に、湯沢ではフジロックフェスタが。

私が毎年登る平標山から、苗場プリンスのゲレンデに張られた色とりどりのテントが良く見えます。

その数は膨大であの広いゲレンデのすそ野を埋め尽くします。

どんなに感染対策を・・・ときれいごとを言っても、間違いなく感染爆発につながります。

医療者の努力に後ろ足で砂をかけているようなもので、何を考えているのかと頭をひねるばかり。

若い人を優先的に守ることが本当に正しいのか・・・と疑問に感じます。

若者は我慢してくれている・・・と感じている方もいるかもしれませんが、首都圏では圧倒的に路上のみをしたり、イベントで大声を出して感染を広げているのは無軌道な一部の若者です。

一部年寄りも「ワクチンをしたから、感染しない!  させない!」と勘違いしているひとが、マスクもせずに出歩いていますが、絶対数は圧倒的に若者が原因の感染でしょう。

働く世代が表に出て活動することは仕方がないことで、それを責めているわけではありません。

今、我慢の時を我慢できなくて、羽目を外すやんちゃな若者の自制の話なんです。

フジロックは絶対大爆発でしょう。

折角、菅さんの肝いりが選挙で負けて菅さんに方針転換を促せると思ったのに、若者がロックフェスタではじけてその効果をゼロにしたようです。

数年前のフジロック会場のテントです。

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