日本最古、足利学校入学
2007/04/07(土)
午後から足利に出かけました。史跡やグルメ情報をしっかり調べて向かいます。20年ほど前に栗田美術館だけは訪ねたことがありました。それ以外は何も知識を持ち合わせていませんでしたから、かえってワクワクするものがありました。桜の時期ですから多少は混雑を覚悟していたのですが、足利学校の駐車場はガラガラの状態で直ぐに見学に向かう事ができました。
入り口で入学証をもらって中に入りました。まず孔子廟からお参りします。史実や歴史上の意味は省略しますが、十分往時を偲ぶことができる造りに復元されていました。とくに座敷に座って庭を眺めていると、心地よい風が吹き抜けて行きました。室町時代の京都にタイムスリップです。
話かわって・・・家に戻ってから妻が頂いた入学証にヒントを得て、リピーターを増やすために在学証や卒業証のアイデアを【市長へのメール】に送信したのですが、しっかり返事を頂くことができました・・・不採用で・・・。それでも返事をくれただけで真摯に受け止めてくれたと感じています。
足利氏の館跡、鑁阿寺(ばんなじ)に向かいます。武士の館跡とはすなわちお城を意味していますから、しっかり堀が張り巡らされています。堀を越えるために屋根が付いている橋を渡ります。このような橋は全国的にも珍しく、マイナーな趣味として静かなブームになっています。
鑁阿寺は真言宗の中で一つの派を作っており、その本山になっています。御朱印を頂くのを楽しみにしていました。見事な字でした。また二層の多宝塔と枝垂桜のワンカットは思わず何枚もシャッターを切ってしまいました。
織姫神社も綺麗な・・・いかにも名前のとおり女性的な表情の佇まいでした。200段ほどの石段を登って行くと街を一望することができます。このことも人気の要因のようです。ここでも御朱印を頂きましたが、確りした見事な字でした。縁結びの御利益が高いようですので、我が家の願い事は・・・あれ・・・しかありません。
グルメのコーナーにも掲載しましたが、元祖芋羊羹の【舟定】で買い求めました。何を隠そう私は羊羹が大嫌い・・・なのですが、これはいけました。羊羹というよりはむしろ芋そのものという感じです。グルメコーナーのスイーツ(菓子類)のページにありますのでご覧ください。
午後から十分楽しむことができました。これで両毛線の旅も残りが少なくなってきました。こんな小さな旅も意外にいい物ですよ。【灯台下暗し】を実感しているこの頃です。