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52-2. 富士山

不完全燃焼・・・富士山

メ モ
登頂日 13/07/11(木)〜12(金)
天 候 晴れ
百名山登頂順 82番目(再登頂)
標 高 3,776㍍
登山口 スバルライン5合目
同行者 荻野さん母娘・O氏
温 泉 無し

タイム
場所・地点 往路 (着) 往路 (発) 復路 (着) 復路 (発)
所要時間

平田影郎

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知り合いの荻野さんという方が私しの趣味が登山と知って・・・山の話を良くするようになりました。

結果として「富士山に連れて行ってほしい」ということになって、ご一緒することに。

山をやっていると言うお母さんも「ぜひ富士山に行きたい」というので、荻野さんの旦那さんも交えて総勢4人の富士山行。

荻野さんはハイキング程度はやっているものの本格登山は初めてで、旦那さんは全く未経験。

だから事前に足の鍛錬は絶対必要・・・と口が酸っぱくなる程言ったのですが、真の厳しさが伝わらなかったようです。

結局、鍛錬したのか? しなかったのか? 

本人たちはやっていたとは主張していましたけど、途中で膝関節痛で旦那さんは動けない状況に。

富士山は甘くないので・・・結構厳し目に言っておいたのですが。

楽しみにしていた荻野さん、反面初めての登山で不安もあったようで・・・山小屋泊まりで行くことに。

私は絶対弾丸登山がいい・・・と主張したのでしたが、結果は私が折れて小屋泊まりとなり8合5尺の小屋を予約。

なぜ弾丸登山がいいのか・・・というと、泊まるとリスクのある区域に長くとどまることになるからなんです。

考え方はいろいろあります。万が一、一気に登って具合が悪くなったら・・・と。

だからどっちとも言えませんが、私の身体の状態や山慣れの程度ではその方が良いということです。

根拠のない経験則の話です。だから今回は初心者に合わせた設定にしたのでした。

世界遺産登録後初めての登山でしたが、まだ5合目まで車で入ることが出き、駐車場1キロほど手前で整理員さんに止められ、30分ほど待たされました。

上の駐車場から数台出ると、上からトランシーバーで何台空いたと連絡が入って、その数だけ通してもらえます。

現在はシャトルバスだけで、一般車両は通行止めです。

想像していたよりも早く5合目に到着出来て、高山に対応できるように少しでも滞在しようと食事をしたりトイレを。

5合目駐車場はほぼ満車 
高山病対策で5合目にとどまる

12時半に5合目を出発。8合5尺に6時到着が目標でした。

途中途中休みながらも8合目までは順調で予定通り。

岩場では渋滞が発生するほどの登山者数で、前年とは違って圧倒的に長い列が出来ています。

その混雑で早く進めないのが、登山素人にはかえって良かったかもしれません。

が、それも8合目までで、その先は旦那さんが亀足状態で進めなくなってしまいました。

膝関節の痛みが彼を苦しめました。

一方、荻野さんとお母さんは快調に進みます。

母娘で会話
登山道は空いていた
七合目から渋滞が始まる
6合目方向を見下ろす
延々と続く人の波
八合目に到着した荻野さんとお母さん

予定よりかなり遅れて小屋に到着でした。それでも鍛錬もせず(?)小屋までたどり着けたのはラッキーだったでしょう。

鍛錬もせずに富士山は無理・・・と言うより【無謀】です。

話変わって・・・6合目から前後して進む集団。

半袖Tシャツの下からちらちら覗く肌に、カラフルな模様が入った方々。

どう見ても本物の方たちでした。親分さんと思しき方は、若い方にザックを背負ってもらっての、楽々登山。

スピードをあげることが出来ない旦那さんと、この楽々親分さんのスピードが妙にリンクして・・・いやな予感が!

小屋に到着してチェックインもほぼ同時。

少しずらしてくれればいいものを、正直な荻野さんはその方たちと同時に申し込み書を。

結果、悪い予感が的中して、8人の部屋に4対4で入室。

この8人部屋は本来4人部屋ぐらいでしょうに、シーズンはこれぐらい詰め込まれるのでしょう。

頭と足を反対にして8人が交互に寝ました。

いびきがうるさい私が明日の朝まで生きていられるでしょうか?  不安が募ります。

夜中にトラブルがあって、元気で登ってきた荻野さんが呼吸困難で昏倒。大騒ぎとなりました。

狭い部屋に詰め込まれて、空気が薄くなった・・・と思うのです。

携帯酸素を何本も使って、数時間で症状は改善して・・・起きる時間にはケロッとしてました。

怖い方々と一緒のスペースというのが、不安に拍車がかかりましたがこれが意外。

当然、そんな騒ぎで寝ていられないのに「大丈夫でしたか?」と優しい声をかけてくれる。

見た目や職業(?)で人を判断できない事例です。

下山時にも何度も前後して進みましたが、何度目かに「夕べはご迷惑を」とお詫びすると、「全然大丈夫ですよ」

「気にしないでください」「楽しめましたか?」と。

一般の気質(かたぎ)衆より遥かに心のこもった気づかいを頂いて・・・なんだかそのことが一番のインパクトです。

翌朝、暗い中を進む登山者
空が白み始め、雲が黄金色に輝き始めた。

夜中のトラブルのこともあり、そして旦那さんの足の痛みもあり、今回の登山をどうするかと4人で相談。

実は私の心の中には・・・旦那は無理だけど荻野さんとお母さんは問題なく登頂できる・・・と確信がありました。

ただ、私の口からは「旦那さんは残って待っていて・・・3人で行ってくるから」とは言い出せないでしょう。

忖度してくれたら登頂できたのですが、安全を考えて今回は全員が断念しました。

まあチャンスは幾度もあります。人生は長いですから。

御来光
黄金色に染まる空
山中湖は太陽を写す鏡
タレントのシェリーと話す荻野さん
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