八島湿原を歩きたい・・・霧ケ峰
登頂日 | 17/07/02(日) |
天 候 | 晴れ |
百名山登頂順 | 再登頂 |
標 高 | 1,925㍍ |
登山口 | 車山の肩 |
同行者 | 単独 |
温 泉 | なし |
場所・地点 | 往路 (着) | 往路 (発) | 復路 (着) | 復路 (発) |
車山の肩 | – |
09:05 |
– | – |
物見岩 | 10:05 | 10:10 | – | – |
車山の肩 |
12:25 |
– | – | – |
所要時間 3:20 |
– | – | – | – |

平田影郎
10年以上昔、まだ妻も一緒に山を歩いていたころ、そしてそれ以前にも霧ケ峰と美ヶ原は何度も来ていた。 車山にリフトで登ったり、八島湿原を歩いたり・・・でも、全部を一度に歩いたことは無かったし、蝶々深山など深部を歩いた事が無く、何としても一度ぐるりっと一周したいと思っていた。 ツツジの時季だし・・・運が良ければツツジが綺麗かも・・・と霧ケ峰にしたのだったが。


ぐるりっと一周するためにはコロボックル前か八島湿原に駐車した方が効率的・・・どこからでも一周するんだから同じという考えもあるかもしれないが、到着時間との兼ね合いや下山後に美ヶ原へ移動することを勘案すると、ここからがベスト。 早い時間だったせいもあり駐車場はガラガラ。ところがこの日はポイントを走って回るイベントが開催されていて、一周して戻ったら駐車場は満車状態だった。


天候はイマイチだが、レンゲツツジは最盛期で、昔一度見たことがあるあのロケーションが蘇る。霧ケ峰のレンゲは実にすばらしい。


トイレを済ませて出発。レンゲツツジとヴィーナスラインの・・・お気に入りのロケーションを楽しみながら登って行くと30分ほどでドームアンテナがある山頂となる。 二人連れの登山者に写真を写してもらう。山頂標に私が写っているケースは少ないのだが、最近は記念写真も写しておこうと積極的に顔を出す写真が増えた。


リフトの駅舎側に異動すると神社がまつられていて、小さいが御柱が立っている。柏手を打って頼みごと。


神社から乗越に下り、再び登って蝶々深山に立つ。振り返るとドームがかなり小さくなっている。ここまでで全行程の4分の一から3分の一ぐらい。 物見岩までたどり着くと3分の一を超えたと言える。



歩いたと言っても1時間と少し。疲れてもいなかったが、多くの人が休憩していたので私もザックを下ろす。 少しお腹に入れた。 ここから少し下りになり、広葉樹林帯となる。


湿原に入っていくと観光客が多くなってきた。老若男女、団体さんも・・・。皆さん軽装なので、私の重装備が怪訝そうだ。私は鍛錬を兼ねているので、どんな山行でも軽い装備にすることはない。いつでも北アルプスに挑める装備で歩いている。

車山付近のレンゲツツジと湿原の植生はそれぞれ見ごたえがあって、大いに楽しめた。湿原の花もそれぞれ盛りだった。ヒオウギアヤメ・グンナイフウロ・イブキトラノオ・・・。まさに花の百名山を満喫する。この時期の霧ケ峰は正解である。 湿原を抜けてからコロボックル前の車山の肩に戻るまで、1時間ほど歩いた気がする。意外にタフなコースだ。 でも予定していた時間よりは早く戻れたので、勿体ないので美ヶ原に向かうことにした。



八島湿原で見た花々








