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27-1. 至仏山

さすがに人気の・・・至仏山

メ モ
登頂日 96/10/05
天 候 晴れ
百名山登頂順 3番目
標 高 2,228㍍
登山口 鳩待峠
同行者 嶋村・川口
温 泉 老神温泉 湯元華亭 硫黄泉

タイム
所要時間
4:00

平田影郎

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 年に一度の職場旅行、あまりいける口でもなく宴会でハメをはずすことなどありえない。場所も老神温泉となれば温泉バスターを満足させるだけのお湯でもない。拘束されるだけでもバカらしいと思っていた矢先、

山男が至仏登山を企画した。全く登山など意識の片隅にもなかったが、話に聞く“尾瀬”という所を一遍見てみよう。

  当時、登山靴もなければザックもない私が、訳もわからず申し込んだ初めての登山だった。初めてとは言いながら八幡平や美ヶ原は訪れたことがあった・・・が登山を意識して登った(?)わけではない。“登山”と問われれば至仏が最初の一座である。

  早朝にもかかわらず沼田のセブンイレブンの店内は、山の服装に身を包んだ人々で「押すな押すな」状態であり、当然おにぎりなどは一個も残っていなかった。昼食用にカステラや団子を買う羽目になってしまった。

尾瀬の人気の高さを知ると同時に、先が思いやられて少しウンザリもした。

 戸倉の駐車場から鳩待にバスは次から次と人々を運ぶ。紅葉が始まった笠科渓谷に目を奪われている間に鳩待に着いた。バスを降りてあまりの人の多さに驚いた。

 ここからは尾瀬ヶ原と至仏に向かう人が別れて進む。我々は至仏を目指して歩き始めた。道はゆるい登りが続く。所々は泥田のようなぬかるみで簡単なスニーカーの私の足はあっという間に餌食になってしまった。

【鳩待峠付近の紅葉】
【出発準備の鳩待峠】
【笠ケ岳への分岐付近から】

  紅葉は今が盛りの状態で、登り初めから潅木帯にかけての赤・黄・緑のコントラスト、そして小至仏手前の池とう群の草紅葉、青い空、白い雲、見下ろすと赤い絨毯のような尾瀬ヶ原、堂々と居座る燧ケ岳、それはそれは筆舌に尽くせぬものであった。

 初めて“山”と言うものの真髄に触れた私は、この後、山にのめり込んで行くことになってしまった。

 ただひとつ嫌な記憶が残っている。頂上で食事をしようとしたところ、むせ返るほどのし尿臭が辺り一面に漂っていてとても食事などとれる環境ではなかった。多くの登山者が押しかける弊害であろう。尾瀬がし尿臭でまれるのも時間の問題かもしれない。

【小山沢田代】
【秋真っ只中、草紅葉】
【小至仏付近からの山頂】
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