旅あれこれ 北海道3【ぶらり旅・道南編】
ぶらり旅・道南編
スケジュール 1989年
1日目
羽田から千歳に飛ぶ。千歳まで叔父が迎えに来てくれて、岩見沢の叔父宅に泊まる。
叔父と飲めない酒を飲む。(当時は叔父も私もほとんど酒が飲めなかった。叔父は死ぬまで飲めず)
2日目
JRで岩見沢から札幌へ移動し、札幌市内を見学し手稲山近くの共済の宿に泊まる。
(北大、旧道庁、大通り公園、すすきのの夜景とラーメン)・・・路面電車を活用。
4日目
最終目標の函館方面に向かう。北湯沢温泉に泊まる。
洞爺湖、昭和新山、苔の洞門など。
5日目
北湯沢から大沼を経て函館に。海岸線を延々と走行。
トラピスト修道院見学。五稜郭を見学して車を返却する。ビジネスホテル泊。
函館山に登るもガスで見えず。かなり下の方でバスの窓から、少しだけ見る。
6日目
函館市内見学。市場、宗谷丸、赤レンガ倉庫等で遊ぶ。ビジネスホテル連泊。
天気が悪く函館山断念。
7日目
JRで埼玉を目指す。大宮で最終電車にかろうじて間に合った記憶がある。自宅着は翌日になる。
結局一つの目的であった青函トンネルは酔っ払って寝てしまい見られず。酔っぱらいは困ったものだ。
既に数十年が過ぎて記憶があいまいだが、記録を残すために書いておこうと一念発起。
思い出深いものだけをかいつまんで記載してみた。
妻も仕事を持っていた我が家は、二人での旅は新婚旅行以来だった。
この時ちょうど娘がイギリスに短期留学していて、二人だけの旅が実現した。
・叔父の車で岩見沢に向かう途中、石狩平野の広さに驚いたが、叔父は『十勝に行ったらこんなもんじゃない』いつかは十勝に行ってみたいと思った。そんなに広い十勝をぜひ見てみたい。(平成25年に実現)
・大通り公園で焼きトウモロコシを食べてあまりの美味に驚く・・・・・も、出してくる段ボールを観たら【岡部産】隣町のトウモロコシだったとは。
・野幌自然公園で食べたラーメンがすすきのの有名店より美味しかったのが・・・なんだかなあ。ガッカリ。
・北湯沢温泉の宿は情報誌をうのみして予約したのだが、何と民宿よりひどい。力仕事の人が泊まるような宿で不安になる。部屋の仕切りはベニヤ板を打ち付けただけ。風呂に入ると脱衣所は別だったが、中は混浴。仕方なく二人で入っていると土方風の人が大勢入ってきて、当時40歳前の妻は驚いてお尻を隠して逃げだす。
・函館では宗谷丸での食べ物がおいしかった。ソフトクリームは忘れられない。夕食では料理屋さんを探して、妻が数年越しで食べたいと渇望していたイカソーメンも食べる。
翌日昼に市場で海鮮丼を食べる。情報誌を信じて入ったお店はほぼぼったくりのお店で、当時で3.000円も払ってウニもイクラも味わえるほど載っていなかった。NHKが取材に来たと自慢していたが、ひどい店に当たる。
・函館への途中で食べた、当時としては珍しいオレンジ色の果肉のメロンが美味しくてビックリ。一切れ100円と安さにも驚く。今では誰でも知っている夕張メロンだったのかも?
・青函トンネルを通ってみたくて飛行機ではなく列車にするも、酒を飲んで眠ってしまい目が覚めたら青森を過ぎていた。