【つばさ】人気の川越で【埼玉・川越】
2009/06/13
とうとう【還暦】という人生の節目を迎えてしまいました。理解はしていますが、未だに納得は出来ないでいます。
そもそも60年が人生の転機であるかどうかは他人に決められたくは無く、それ程おめでたいと思えないのですが、節目でもありますから二人で食事でもしようと考えていました。
考えようによっては暦が一回りするほど生命を永らえる事が出来たのですから、おめでたいのかもしれません。少なくてもこんな健康体でこの世に生を受けたことを親に感謝しなければなりません。
こんな事でもないと親のことを思い出すこともなくなっていました。悲しい【倅】です。
田舎では同級生達による還暦のお祝いが行われているのですが、体調に不安がある私は遠出を控えていました。そんな私を気遣って妻がわざわざ食事を計画してくれたのです。
テレビの旅番組で川越の【陶路子(トロッコと読む)】のミニ懐石膳をやっているのを見てしまいました。
前々から芋膳の料理が食べたいと言っていた妻が『ここでもいいよ』と言うので、すぐに予約を入れました。
蔵の街の【陶舗やまわ】の裏が陶路子です。品物を出し入れするトロッコの線路が店先から蔵に残っていた事から、レストランが【陶路子】と命名されました。このお店の外観はNHKの朝のテレビ小説【つばさ】の舞台である【甘玉堂】のモデルとして使われ、取り巻く見物客の流れはいつもと違っていました。陶器もこの店でなければ・・・という方も多くいます。
肝心のお料理は・・・・・数種の味を楽しめたのはよかったのですが・・・・・我が家の味にピッタリだったのは芋で作ったうどんのグラタンでした。
今回は食事だけが目的でしたのでブラブラ歩きは限定的になってしまいました。ですから特段の新発見はありません。
菓子屋横丁の稲葉屋『芋ドーナツ』と楽楽の『楽楽サンド』を夕食用に買い求めました。もちろんサービスのコーヒーは店先のパラソルの下で頂きました。
『つばさ』の人気で川越がすごい事になっているのでは・・・と思いながら出かけたのですが、意外に人の出は・・・。ただ騒がしいだけのドラマが詰まらなすぎて、川越の人気もいま一つ盛り上がりに欠けているのではないでしょうか。
県が総力を挙げて観光客誘致に躍起となっているのに、脚本が下手すぎて何を狙っているのかわからない・・・と言う人が、私の回りに結構います。埼玉県が総力を挙げても脚本家のせいで、宮崎県の淫○知事一人にも歯が立たないようです。
『私を総理候補にすれば協力する』なんて言ってますが、未成年の女子と淫○して芸能界を追放された人間ですよ。そんなのが総理・・・って、皆さん頭は確かですか。話が逸れてしまいました。つい興奮して・・・。
近年のドラマでは盛岡の老舗旅館を守る若女将の奮闘を扱った〝どんと晴れ〟を夢中で見ましたね。
ストーリーもよかったし、ヒロインの比嘉愛未も初々しくて好感が持てました。旅の途中で車を運転している最中に始まった事もありましたが、路肩に停めてまで見たものです。結局一回も欠かしませんでした。
こんな経験は〝チャングム〟とこれだけでした。一方、地元にも拘らず今回は意識の片隅にもありません。