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旅あれこれ 甲信越12【ビッグなパノラマもお手軽に】

ビックなパノラマもお手軽に・・・横手山・東館山

1999/08/19

 草津白根火山ルートは白根山レストハウスを過ぎてから“のぞき”までの間展望が一変し、雲上のスカイラインとなります。晴れた日は冠雪の鹿島槍など後立を含む北アが一望でき、さらには日本海まで遠望できると言います。定かではないのですが私も夜中に通った時に漁火を見た気がしました。私は本当にこのルートが好きです。

 横手山は“のぞき”からスカイレーターと言う動く歩道のようなもので高度差50㍍程を移動し、さらにそこからリフトで残りの高度差を山頂駅まで運んでもらうことができます。リフトを降りると目の前にはヒュッテがありここのオーナーが焼くパンは夙に有名です。日本最高所で焼かれたパンは永年のノウハウに培われ、湿気の無い高所ではパンを焼くことができないと言う定説を根本から変えました。当然味も折り紙つきです。この日も既に行列ができていて陳列棚に並ぶ先から無くなってしまう状況です。運良くヒュッテでロケーションを楽しみながら食す分と、二人分の昼食用が確保できました。倍はする価格とスカイレーターなどの往復代金を含めれば、目が飛び出るような価格になりますが売れ行きに全く影響していません。展望レストランでコーヒーを飲みながらパンに噛り付いたのでした。パンの美味しさと槍ヶ岳や南アまで望めるロケーションに満足の時間を過ごす事ができました。

 奥志賀を目指します。紅葉はどちらかと言うと黄色が多く、際立った彩とは程遠いものです。スーパー林道から雑魚川林道へと車を進め、大きなブナの木陰でパンを食べました。組み立て式のテーブル、ディレクターチェアー、そしてコーヒーでの森林浴、二人の旅はこれで十分なのです。

 
 高天原に戻りリフトを利用して東館山に登ってみました。この山は実に感慨深いものがあります。

 20年程前娘が一年生のとき登校拒否をおこしました。自立心を養おうと夫婦で相談して立てた計画は、娘と私の二人だけで5日間キャンプをする事にしたのです。初めて母親と離れての生活を経験させようとしたのです。この時のある一日、二人でリフトを使わずに東館山に登りました。「大丈夫か? おんぶしようか?」と何回も尋ねたのですが、娘は「大丈夫だよ」としか言わず、とうとう一の瀬に下山するまで私の助けを求めることは無かったのです。このことが相当の自信になったのか九月になって娘が登校拒否をすることは一日もありませんでした。そんな思い出のある東館山に、娘のあの時の様子を妻に話して聞かせながらまた登ったのです。

 娘と登った時、夏休みの自由研究として押し花用に数種の花を採取しました。志賀高原は花の百名山でもあります。

 温泉は発哺温泉、ホテルスイス・イン。スキー客用のホテルで夏場は管理が行き届いているとは言いがたいのですが、この日は信州りんごが大量に浴槽に浮かぶりんご風呂でした。

【〝のぞき〟付近の谷】
【妻が好きな一の瀬】
【熊の湯の源泉】
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