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72-11. 八ヶ岳

久しぶりの本格雨で途中下山【北横岳】

メ モ
登頂日 17/07/23(日)
天 候
百名山登頂順
標 高 2,645㍍
登山口 大河原峠
同行者 単独
温 泉 無し

タイム
場所・地点 往路 (着) 往路 (発) 復路 (着) 復路 (発)
大河原峠 06:30
北横岳 09:30 09:40
大河原峠 11:50
所要時間
5:20

平田影郎

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八ヶ岳のあらゆるコースを歩いて、歩いたコースを白地図に色を付けたい。今回は双子池から北横を通って縞枯山までが目的。

色々なコース取りを検討してみたが、麦草峠からの機会が多いので、今回は大河原峠から歩いてみたい。

大河原峠~双子池~大岳~北横岳~縞枯山~雨池~双子池~大河原峠…というのが今回の計画。

天気予報では雨も考えられたが、3時過ぎからとなっていたので十分濡れずに戻れるはずだった。

大河原峠に到着すると強風が吹きすさび、体感気温は10度ぐらいだったのでは。長袖を着て出発する。

双子山山頂で女性の方が写真を撮っていて、お互いのコース予定などを話し合う。ほぼ同じコースを行くようだが、そのまま麦草峠に向かうという。

実はこの後この方と再び遭遇するのが、何とも驚きの事態に。

大河原峠から俯瞰する
双子山山頂

間をおかずに歩いていたので双子池にはほぼ同時に到着。お互いに池の写真を撮ったりしていたが、一旦先に大岳コースにスタートしたのに戻ってきてどのコースがいいか確認された。

亀甲池を回って北横岳に行く方が早いし簡単と話したら、そっちのコースに変更したようだ。

私は予定通り大岳登頂を目指す。ところがこっちは大岩ゴロゴロのコースで、キツイ。

双子山はたおやかな尾根が続く
雌池を写す埼玉の彼女
雄池

1時間ほど登って双子ヒュッテを見下ろせる場所辺りから、雨脚が強くなってきた。少し我慢したが雨具を着ての登りとなった。

タイム的には短いものの、大岩を乗り越すことが連続するタフなコースで、エネルギーの消耗も激しい。バテバテ。

大岩が重なりあう登山道
双子池ヒュッテを見下ろす

大岳への分岐で・・・迷うことなく大岳登頂は放棄した。雨の中の登頂・・・確かに最近は楽しくない。昔は『登る辛さが快感』

なんて言っていたが、めっきり辛いのを『辛い』と感じるようになった。

大岳への分岐

分岐を過ぎて、あと15分も登れば北横岳の山頂と言う時、なぜか見慣れた感じの女性にすれ違う。向こうも何か感じたようで、『あれ! ロープウエイはこっちで良いんですよね?』と話しかけてきた。『いやいや、こっち

は双子池ですよ』と。

顔を見知っていたから、すれ違う筈がないとお互いが瞬時に悟ったのだが、知らない人同士だったら単純に『こんにちは』と挨拶を交わすだけで通り過ぎる。彼女はかなり先まで間違って進んだはずだ。

『さっき、会話して良かったね』って。

そこから二人で話しながら登ったので、大宮の方でピラタスからバスで茅野に出ると聞いた。

それにしてもこの雨風では地図の確認もおっくうになる。こんな日にコースを間違えたら遭難もありえるなあ。

慎重にならないといけない。

この雨風では縞枯山までの予定を取りやめ、亀甲池に下るという・・・先ほどの彼女が登ったルートを下った。

山頂で食べ物を入れ替えたり、モタモタ手間取っている間にかなり濡れてしまった。その作業中にも数組のパーティが山頂を踏んで下って行った。

亀甲池に着くころにはかなり小降りになっていた。亀甲池から大河原峠は大した登りではないが、条件が気持ちを重くしてくれて・・・辛い歩きとなった。

今度は北横岳と縞枯山のルートを結ぶために…もう一度来ることになる。

雨と風の山頂
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