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72-6. 八ヶ岳

花を楽しむ・・・権現岳

メ モ
登頂日 10/07/17(土)
天 候 曇りのち晴れ
百名山登頂順
標 高 2,715㍍
登山口 天女山登山口
同行者 単独
温 泉 なし

タイム
場所・地点 往路 (着) 往路 (発) 復路 (着) 復路 (発)
天女山登山口 06:40 13:50
2,000㍍看板 08:00 08:05 13:00
前三ツ頭 09:00 09:10
三ツ頭 09:50 10:00 12:10 12:20
権現岳 10:40 11:05 11:00
所要時間
7:10
歩行時間 登り
4:00
下り
2:50

平田影郎

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八ヶ岳の全部の頂に立ちたいし、全部のコースを歩いてみたい。そんな思いを抱いてから10年近くも月日が流れ、思いとは裏腹に計画は遅々として進まない。

ちょうど鍛錬で4時間ほどの山をやるチャンスが巡ってきた。やっぱり八ヶ岳の中から選んで挑戦したい・・・そんな思いでの山行だった。

連休で駐車場が心配だったが、ラッキーなことにガラガラの状態で、心配は杞憂に過ぎたようだ。権現自体がマイナーで登山者が集中する山ではないのか?

あくまで鍛錬・・・と思って挑んだ山が実は素晴らしく挑みがいのある山だったりする。今回も何か得をした気分にさせてくれる山行だった。

ガスの中を一人・・・心細さを包んで登って行った。緩やかなアプローチで鍛錬山行としてはベストのロケーションだ。2.000㍍の看板が出てくると、前三つ頭までは本格的な登りとなり、十分鍛錬をさせてくれる。

天候にも恵まれて北岳も富士も望むことができた。そして花は登山道に沿って多くの種を楽しむことができ、この山を侮っていた自分を反省する。

登りの厳しさ、素晴らしいロケーション、植生の豊かさ等々、どの項目を取っても八ヶ岳のどの頂にも引けを取らない・・・十分に主役を張れる山であった。

連休が信じられないほど空いている駐車場 天女山登山口Pはトイレもある
登り始めは緩やか、アプローチとしては最適 天の河原まで広葉樹林の中を進む
展望台を過ぎても緩やか な登り
2.000㍍看板からいよいよ本格的な登り
シオガマを写したバックはご覧の霧・ガスの中 こんなガスでも確り日焼けで首がヒリヒリ
一番辛いのぼりで前三ツ頭へ
三ツ頭への途中で観音平からのルートをあわせる ちょうどご夫婦と一緒になる
雲海の上に頭を出す北岳、このあとは下山まで見えませんでした。
三ツ頭からの富士山、このあとはやっぱり下山するまで見る事が出来なかった。前三ツ頭からも辛かったが短いスパンで救われた。一緒になったご夫婦連れの【美人】の奥さん。
頂上直下で挨拶し分かれた。今日はキレット小屋泊まりだとか。
やっと権現を望む
編笠もガスで覆われ、青年小屋は見えない
山頂に立つ
帰路に見つけたマスタケ。魚のマスの色らしい
往路で見られなかったパノラマが展開する天の河原

権現岳で見た花

オオバギボウシ
カンゾウ(キスゲ)
シャジンの仲間
アザミ
タカネグンナイフウロ
シモツケ
ヨツバシオガマ
ウツボグサ
ミネウスユキソウ(エーデルワイスの仲間)
イワベンケイ
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