山に行けず

当初の予定では６月１１日から１８日まで九州の山に行っているはずでした。妻の体調や山の体調（新燃岳の噴火など）もあって、とりあえず延期にしました。一番大きな理由は天候が・・・どうも心配だったのです。

この心配が見事に的中しました。私の場合は悪い予感に限って必ず的中します。九州はご承知の通り大雨だったのです。今回は行かなくて正解でしたから、これは良い方に的中したのかもしれません。

先日の食事会で仲間が言うには『梅雨の後半の九州はヤバイ』そうです。秋になって天候が落ち着いた時、あるいは来年の梅雨前にキリシマツツジを楽しみながら行くべきでしょう。これは簡単に諦めがつきました。

今週になって少し気持ちが焦っています。チェジュ島のハルラ山に上るためには、脚力を鍛えておかなければならないのですが・・・そのための山行ができず、それが焦りの原因です。

当然九州の山行も事前のステップとして組み込んでありましたし、今週からは１０時間以上の行程を要する山の予定だったのです。

日曜は登山日和でしたが、ちょっと気力が伴わず逃がしてしまいました。実は私自身の体調に少し不安があったのです。そんな時に妻の体調がおかしくなり、自分のことはとりあえず置いておきました。そして妻の病状は心配がないと判明しましたから・・・今度は私のメンテナンスをする番・・・なのですが。

山の予定がびっしり入っていますが、体を優先すべきか・・・迷って今日も山を止めて病院に行きました。少し・・・どころではなく、結構真剣に悩んでいたことがありました。
でも今日山を止めて病院にして大正解でした。不安の９０㌫は払拭できました。

ここのところ男性本来のある機能が著しく乱れ・・・老いが原因なのか、それとも何か腫瘍でもできているのか・・・心配でした。
ある持病を専門ではない先生に診て貰っていますが、最近服用している薬を変えました。本来その時に副作用の説明があればこんなにも悩まなかったのです。
二つの病院に罹るのは結構時間的にロスを感じて、合理的な方法と考えていたのですが・・・餅は餅屋でないとダメだという典型的なケースです。

心配な症状を話すと・・・今日行った先生は専門の先生でしたから・・・『どんな薬を飲んでますか？』と聞かれ、『これとあれとそれを飲んでます』と答えました。
そしたら間髪を入れずに『あー、あれにはそういう副作用があります』と説明してくれました。

一気に安心・・・というか、気持ちの張りが溶けてふにゃふにゃとなってしまいました。
『薬をこういうものに変えて貰いなさい』と教えてくれましたし、『心配ならエコーの検査もやりましょう・・・心配いらないと思いますよ』

エコーの予約を入れて帰ってきました。今日だけは山に行けなくても・・・意義があった日でした。エコーの結果もおそらく異常は無いでしょうから、来週からはハルラ山の準備登山にペースを上げて取り組みます。
当分韓流ドラマはお休みして山に集中します・・・と考えましたが、はっきり言って無理でしょう。