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右折禁止

リタイヤ生活

イライラして・・・腹立たしくて・・・怒りのぶつけどころが解らなくて・・・悔しい・・・今そんな気分。
何に腹が立っているのか自分でも理解できていないのが、現状です。

朝、妻の仕事の関係で隣の町で開かれる説明会に向かっていました。そしたら後ろから白バイが追いかけてきて『停まってください』とマイクで言うではありませんか。

私はスピードも出しませんし、電話も操作していないし、シートベルトも・・・。
窓を開けて話を聞くと『さっきの交差点を右折しましたよね』と確認されます。
全く違反した意識はないので『ええ』と答えると、『右折禁止の看板が4枚も出ている・・・見落としましたか?』

当然見落としたから右折したのですが・・・その慇懃な言い回しも腹立たしい・・・しかし、自分の過失だから納得せざるを得ません。

説明会の時間が迫っていたので、会場まで来てくれとお願いしてとりあえず妻だけを下してから、反則切符を切られました。

腹が立って・・・イライラしているのは、見落とした自分の注意力が第一。そして、ひょっとしたらあそこで網を張っていた白バイに引っかかったかもしれないという疑心暗鬼。

どうしてかって言うと・・・通りすがりの白バイがあの現場に『右折禁止の看板を4枚出してある』と言った言葉が引っかかるんです。
事故を防止するのが本来の業務でしょうに、ひょっとして違反者の摘発を狙っていたのではない事を願いたい。

追い打ちをかけるように『最後に何か質問ありますか?』
私は自分に腹は立っていましたが、自分の過失ですから相応の責任を取るつもりでサインもしました。

『これ以上貴方と話しても腹が立つだけだから、何も言わない』と言うと
『そんなこと言わずにおっしゃってください』とシツコイ。
あまりにしつこいのでついつい
『4枚看板を出していると咄嗟に言えるのは待っていたのでは?』
『事故防止の観点からスピーカーで知らせる行動があっても良かった』と言ったんです。

そしたら『トラックがいたので停まっているのが見えなかった。それにマイクで言っても聞こえなかったと思う』
『聞こえたか聞こえないかは結果論で、大切なのはあなたが違反者に右折前に注意できた事だ』

『トラックがいたと言ったが、そしたら私が右折したのは見ていないのではないか』
『トラックの前を通ったから右折以外に考えられない』

終いには
『暴走族や違反トラックは野放しにして、弱者だけを摘発する』
『みんな平等に対処している』

そして
『こうした行い一つ一つに意味があってやっている』と、のたまうではありませんか。

何を議論しようと憂さが晴れるわけではなく、いや・・・むしろ言い合いをした結果さらにむなしくなるばかり。だから議論なんてしたくないって言ったのに、あの白バイ警官が『言え、言え』って。

何だか・・・何に腹を立てているのか、自分でもサッパリ・・・理解していません。
とにかく年を取ると注意力が散漫になります。事故に注意をします。

でも・・・事故が起き前に注意力を喚起していただいたのだ・・・って考えられるほど、人間ができていません。

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