昨日はテレビが届き・・・ついつい興奮して・・・敵対している放送局の非難になってしまいました。なかなか仲直りをしようという気になれなくて・・・今回の福島第一原発の問題でも、何の検証もなく『直ちに健康に影響はない』と言い続けた罪を、簡単に許してしまう事はできません。
それで年甲斐もなく・・・失礼しました。
さて・・・白馬鑓温泉を14時50分ごろに出発できたのですが、例の奥さんに質問攻めにあい、また流れ出るお湯の写真を撮ったりしていると15時になっていました。
温泉からの下りは沢に沿って山際をへつります。雪渓はほとんどグズグズに崩落していて、綺麗に原型をとどめている個所はありません。針ノ木も白馬の大雪渓も溶けていたのが、良く理解できます。
道は狭いものの特段厳しいと感じるアップダウンはありません。ただ急斜面をヘツルのですから落石などは何時起きても不思議ではなく、特に注意しながら進みました。
たまにアップダウンが出てきますが、ほとんど沢を横断するために下り横断すると登り返す繰り返しです。沢は急流で・・・橋が架かっていますが、雨の後の増水などでは橋の流出が心配です。雨後に白馬鑓に向かう時は、確認しながら進むことが大切です。
途中のチェックポイント『双子岩・日向山のコル』への登りが、僅かに5分ほど続きますが大した登りではなく簡単にクリアします。
時間は30分ほどコースタイムを縮めて1時間20分でした。
ここまでほぼ半分の道のりでしたが・・・要した時間が1時間20分と言うことは、この後残り半分で更に1時間20分要したとしても、猿倉に到着するのは17時40分と推定できました。楽勝で明るい時間内に到着です。
確り休憩して残りの1時間20分に向けて出発です。ここから猿倉まではほぼ一方的に下るのみ・・・膝にはかなりの衝撃がありましたが、全く推定通りの進行でした。
白馬尻への林道が見えてきた時には、さすがに膝がワナワナと震えていました。
精神的に安堵してしまうと・・・そこから気力を湧き起こす事は不可能で、残りの10分は
何の考えも持てず・・・ただひたすら左右の足を交互に動かしているだけでした。
下山路の途中で追い越した【足が痛い男女のペア】は無事に到着したのでしょうか。
私自身が人の世話を焼けるほど余裕がない・・・やっとの事での【猿倉】到着でした。
写真は崩落した雪渓の残骸です。へばり付いているものも数日中に崩落します。
ここの所私一人で楽しんでいましたので、連休は妻のための時間にする事にしました。いつもの温泉に電話を入れると、幸いにも自炊部が確保できました。18日の夜から出かけてきます。また湯治暮らしを現地から報告しますので、是非お楽しみに・・・。
連休は静岡も長野も雨の日が続くようです。どっちみち南アルプスの山行は楽しくないものになるでしょうから、今回の予定変更は正解になると思います。10月初旬に期待を残して、今回は妻と温泉でリフレッシュしてきます。
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