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除染

リタイヤ生活

福島第一原発の事故による放射能汚染・・・深刻な状態と考えるか、それほど心配することはないのか・・・それぞれのお宅で様々な考えがある事でしょう。

その御家庭の考えを否定する気は全くありませんが、ただ次世代のために少し慎重に考えてほしいと思うのです。

先行き短い我々は先に述べたように、それぞれの考えで良いと思います。しかし自分で選択する事ができないお子さんたちのためには、本当に親の考えで行動していいのでしょうか。

人体への影響など結果が表れるのは、少なくても10年単位での時間が必要です。子供たちの人生を左右するほどの事を、あまりにも安易に考えないでほしいのです。

我が家は先日サーベイメーターで20地点程を調べました。やはりテレビで報道されていた通りで、雨どいのところが一番高い値でした。ベランダにも雨どいが落ちるようになっていますが、何度かの雨で洗われたようで意外に低い値です。

しかし土の部分に落ちる雨どいや雨水ますのところは、雨が降っても洗われる事が無いのか・・・むしろ溜まるいっぽうと見るのが正しいようで、他のポイントの3倍から6倍を示していました。

とりあえず2Fベランダに出て【雨戸の内外】【窓ガラス】【壁】【ベランダの防水シート】【エアコンの室外機】を水洗いしました。大掃除を10月に始めたと思えば、東電に対しての恨みも少なくできます。

残念なのは除染の効果を計測する事ができない事です。また鉄人さんの会社から借りてこようと思っています。今日は2階部分の放射性物質が、雨どいを伝って全部土の部分に浸透したでしょうから、その部分は調査時点より高い可能性があります。

雨どいが落ちている部分は4か所ありますから、5センチずつ土を削り取っただけですが0.5立方メートルほど汚染土が出ました。
どこかへ捨てるわけにもいかず、処分としては庭の隅に穴を掘って埋めて覆土をしました。

一応これで・・・除染は済んだ・・・と考えていますが、再び使用済み核燃料棒の保管プールが高温になって、爆発するなんてことが無いように祈ります。
それにしても事故があると制御する手段がなくなる施設を、再び動かそうとする方々の神経が理解できません。

核燃料棒の処理の見通しも立たず、どの電力会社も数千本を保管している状況です。これは確実に次世代の重荷になりますよ。同じ次世代への付けで税の問題が議論されていますが、原発の問題はそんな比ではありません。地球の存亡にかかわるほど・・・過言でしょうか?

それなのに次世代に付けを残しても数億円の退職金を平気で受け取る電力会社の歴代役員さん・・・今回の事故をどんな気持ちで見ているでしょうか。

私の拘り・・・猫の額のような畑では毎日トマトが収穫できます。当然汚染されてはいるでしょうが、沢山食べています。しかもまだまだ青い実を付けていますので、11月までは確実に収穫できそうです。これは除染するつもりはありません。

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