喰い意地

夕方から腹痛で苦しんでいます。原因はハッキリしていて・・・柿の食べすぎと判っています。頂いた柿がどんどん完熟していくので、負けないようにこの二日間食べ続けて・・・。

柿が大好きなのもありますが、熟しすぎて不味くなるのが耐えられません。最終的には捨てる事になりますから、それが勿体なくてできないのです。ですから頑張って食べる事になります。

今回頂いた柿は熟している数がちょっと多すぎました。が・・・不味くなったり腐ったりしたら捨てればいいだけの事で、これほど簡単な理屈は子供でも判ります。
しかし我々世代はそれができないんです。

ほかにも・・・浴槽のお湯・・・溢れさせるのができずに、寒い冬でも肩まで沈む事ができません。さすがに最近の給湯器は利口になってこういう無駄がなくなりました。

よくよく考えれば・・・モッタイナイ・・・のではなく、喰い意地が張っているだけなのかもしれません。

普段からとにかく大食いなのは事実です。定食屋さんなどでは丼ぶりメシをお代わりしますし、ガストへ行くと無料の大盛は必ず注文します。私には質より【満腹感】が大切なようです。

還暦を過ぎてリタイヤした老人とは思えない量が、胃袋に消えていきます。笑われるかもしれませんが・・・ある時部下を連れて焼肉屋さんに行ったのですが・・・とにかくその時はお腹が空いていました。

肉が出てくる前にお通しの【キムチ】が出ていたのですが、ライスが届くと同時に私はそのキムチでペロリと一杯やっつけました。
そしてもちろん肉が来てからも丼ぶり２杯をお代わりし、多分肉も３人前ぐらい食べたと思います。驚いた顔の部下が忘れられません。

釣りの帰りに鉄人さんと会長と私の三人で【ジンギスカン】を１０人前以上を食べましたが、これも記憶をたどってみると他の二人はそれぞれ三人前分ぐらいで、私は６・７人分を食べていたようです。

ちょっと古いエピソードでした。
大食いと言うか・・・喰い意地が張っているだけというのが、今日の腹痛で良く解りました。でも・・・この摂取量が山に挑む馬力の源なんです。自重して減らすことは・・・できません。