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スペイン皇太子賞

時事

3月11日以降の福島第一原発で活動した【自衛隊】【警察】【消防】が、スペインのノーベル賞と言われるほどの価値ある賞を受賞したとの報道。

一向に進まぬ復興や円高など目と耳を塞ぎたくなるようなニュースの中で、嬉しくなるニュースでした。誰が見ても当然の受賞と思います。自国では風化しようとしてさえしているのに、世界は忘れていませんでした。

あの方たちの行動は放射能の拡散を防ごうとしたのですが、実は私たちにかつて人類が経験したことが無いほどの恐浮ニ闘う勇気をくれたのでした。

あの行動でどれほど勇気と希望を頂けたかを考えると、スペインの皇太子賞ではなく日本国の最高の栄誉をあげたいと思うのは私だけでは無いはずです。

未知の恐怖の中に放り込まれる隊員、謂れのない死地へ部下を送らなければならなかった上司、それを【使命】だとして涙を隠して見送った家族・・・。感謝。

何もしなかった政治家が・・・偉そうに・・・ヘドが出ますネ。
被災者に背を向けてお遍路に出かけたボケナスが、巷間つたわるところによると『活動を続けなければ処分する』と言ったとか・・・日本のレベルはこんな程度とガッカリ。怒り心頭。

私としては矛先をマスコミにも向けたい思いでいっぱいです。少なくても事実を報道する気概があって、候補に上るぐらいの評価を受けてほしかったですね。

あるアメリカの新聞社の話ですが、マスコミのあるべき姿を示した逸話があります。ほかでもない【政府と東電の垂れ流し情報】を報道し続けたA紙の一面にある小記事から・・・。

アメリカの新聞社がある汚職事件を追及・報道を続けた結果、警察まで動かし最終的には新聞社の社主まで関連していて逮捕されてしまいました。

どうして追及・報道を圧力で止めさせなかったのか?  途中で止めさせていれば逮捕されることもなかったでしょう・・・と言われた社主が何と答えたでしょうか?

社主は『たとえ自分に類が及んだとしても、それを止めたら新聞の使命が果たせない』と答えたというのです。

それを【正義の味方】【弱者の味方】を語るA紙がコラムで書いているのですが・・・なんだかなーー。この日の記事を書いた方はすでにOBでしょうが、後輩たちの姿勢に涙を流しているかもしれませんね。

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