朝、ゆっくり出発・・・の予定でしたから、朝食を食べた後チェックアウトまで時間はたっぷりありました。宿の隣にある【上の湯】に入りました。浴槽は小さめで４人がやっとでしたから、他にお客さんが居て浴槽に全員が浸かれずに寒い朝は・・・辛い。
風花がチラチラと舞っていましたし、夜中に１センチほどの雪が降ったようです。むしろ遅くなると雪が強くなりそうで、風呂から出てすぐに宿を後にしました。
一昨年の塩原元湯での忘年会で、雪道にまつわる笑える話がありました。今回も参加してくれた【濡れない渓流マン】氏が、自分の車【前輪駆動のエステマ】の後輪にチェーンを着けたのです。
当然車が滑って走れず・・・困っていたところに後続の方が見かねて『前輪に着けなさい』と教えてくれた・・・。
もちろんこれで走る事ができるようになって、無事に宿に到着しました。宿でみんなで大笑いしたのですが、この話があったのでチェーンを着けるシュチエーションを作りたくなかったのです。
本人は・・・『前のエステマは間違いなく後輪駆動だったから、今回もそう思った』と主張しています・・・仲間は全員彼の主張を信じています。
最も・・・他人を笑えない間違いは全員にあります。小出から関越道に乗って埼玉に戻るつもりが新潟に向かって走った仲間もいます。みんな叩けば埃が出る輩なのですから、エラそうなことは言えません。
このチェーンの主人公【濡れない渓流マン】は名前が示す通り、渓流釣りをしているのに濡れるのは嫌いな・・・どちらかと言うと先鋭的な活動は嫌いなタイプ。
その彼が今は東京マタギと異名を取る【深瀬信夫】氏が主催する【梁山泊】の会員になり、雪山から岩登りまでを楽しむ程に変貌しています。ザイルワークやピッケルの使い方などの話を聞くと、私ももう少し若かったら・・・羨ましい程に野山を楽しんでいます。今回は自宅まで迎えに来てくれて、帰りも送ってくれました。ありがとうございました。
帰路にもう少し触れると・・・大妃様【鉄人氏の奥様(元宿六の会唯一の山ガール)】がジャムを作るリンゴがほしいと言うのでリンゴ屋さんにより、そして中之条の【モアザン】というお店でスイーツを食べて解散にしました。
大の男たちが・・・糖尿だの血圧が高いのデブだのと言っている割に、スイーツにむしゃぶりつく姿は非常に滑稽でした。
写真はモアザンの山里ケーキです。プリンなどにも自信があるようです。
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