ブログも含め、ごゆっくりお楽しみください。

キャンパーの使用電力量

くるま旅

初めに言っときますが、今日の話はくどくなります。キャンピングカーの問題に興味が無いと読んでいて辛いかもしれません。

昨日はキャンピングカー販売会社の社長さんに、色々電気について教えてもらいました。もともと理数系はからっきしダメで、いつも友達を頼っていたんです。

長い旅をする友人ホロホロ三世氏は『キャンピングカーの旅は電気との戦いだ』とまで言っています。快適な旅のためには電気の環境を制圧する必要がありそうです。
ただ、我が家はまだまだ長旅は不可能ですから、電気との戦いも『そこそこ』で良いのかもしれないのが救いです。

自分たちが旅をする事を、実際の電気器具を考慮してシュミレーションしてみました。その結果、やはりソーラーパネルは必要のようです。検討結果をちょっと聞いてください。
とりあえずのシュミレーションはギリギリ切り詰めた状態で考えています。

まずアクセサリー用バッテリー(キャンピングカーのキャビン側で使う電気に対応するバッテリー)容量は、満充電状態で100AH(アンペアアワー・・・正しいかどうか解りませんが1アンペアの電化製品を100時間使える・・・のかな?)×2台で200AHです。この200という数字を覚えておいてください。

もちろんバッテリーが新しい状態で性能をフルに発揮している時期に限ってです。2台でコントロールしていると『片べり』の状態になって、段々能力は落ちてきますし、新品の良い状態でも80㌫の能力として考えるべきだそうです。ということは私のアクセサリー用バッテリーの容量は160AHと言うことになります。

ちなみに最近は100Aのバッテリーを2台・・・というよりは大きいのを1台と考える人が増えているそうです。片べりの理論から、2台の方が効率が悪いそうです。
どうして100を載せる会社が多いのか・・・と聞いたら、100は量販品で安く手に入り儲けが大きいのだそうです。
さて私たちはキャンピングカーで何をどれだけ使えるでしょう。

まず冷蔵庫は載っているのが4アンペアのモノ
これを山に登っている間などは扉を開閉しないので、コンプレッサーは12時間/日しか回らないとします。使用量は4A×12H=48AH

次にテレビです。テレビ5A+私たちはDVDを良く見ますので、再生機と併せて10A。2時間の韓流ドラマ1枚観た後に、ニュースと天気予報を1時間観ると・・・合計10A×2H+5A×1H=25AH

次に暑い夏の夜に欠かせないのが扇風機、今日ビッグカメラで確認しました。クリップで後部の2段ベッドのところに付けられるタイプで、小型ですがまあまあ風量のあるものが2.5A
。夜は長いですから8時間点けたとすると2.5A×8H=20AH

照明+携帯やカメラの充電+天敵対策アースノーマット・・・・・もろもろ合計で10AH

全て合計してみます。48AH+25AH+20AH+10AH=103AH

これがギリギリに切り詰めた一日の使用電力量です。先ほどの160AHから引くと、二日目は50AHしか残っておらず冷蔵庫しか使えません。結局車のエンジンをかけて充電しなければなりません。

夜中に電気が足りなくなったとしても、エンジンをかけることもできず、ましてや意味もなく走り回る愚を犯すわけにもいきません。そこでやっぱりソーラー発電が必要だという結論になるのです。

友の話では・・・冷蔵庫は電圧が低くなると理屈では止まるようになっているのですが、実際にはスイッチの入り切を繰り返して、モーターを焼き切ってしまうそうです。なおさら冷蔵庫用の電気を、確実に確保しなければなりません。

ソーラー買いたし金は無し、女房のご機嫌を読みながら進行しなけばなりません。辛い日々になりそうです。九州の登山旅を諦めるか・・・思案のしどころです。

コメント

  1. 誰が教えたか知りませんが、旅をした事が無い人である事だけは確実です。そんな理屈だけの電気消費量計算が正しいと楽園です。自然放電などが予想以上だし、色々なところでロスが発生して、その計算の倍は消費すると思います、それを信じてたらすぐにバッテリーが駄目になりますし冷蔵庫が壊れますよ。

  2. 御想像の通り全く旅の経験のない方だと思います。キャンピングカーは販売していますけど・・・。その辺が実践で鍛え上げた方とは違うと思います。
    あの計算は教わったわけではなく、私が想像でやってみたものです。したがって自然放電なんて全く頭に入っていませんでした。
    ソーラーパネルを200ぐらい乗せたいと調べたのですが、シャープのモノだと10万以上ですから、中国製を見つけないとだめですね。
    載せるスペースはサイズに寄りますが、500×1200だと1枚が限度です。
    運転席の上のベッドスペースの天井は盛り上がっていますから、固定する方法を考えないといけません。しかも高さがさらに増えることになるので・・・一辺こっちに来た時に見てくれませんか。

    照明器具のところが、天井の真ん中で高くなっているのがネックです。

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