ブログも含め、ごゆっくりお楽しみください。

感慨

中山道

朝から・・・一週間以上手抜きをしていた掃除で、ほぼ昼ごろまで忙しく動いていました。午後からは今回の旅で気が付いた、キャンピングカーの不備な点をあれこれ手直し。

キャビンの上部にある戸棚の扉がきちんと閉まらず、戸棚から品物が落ちる状態でした。良く調べると【留め具】がパチンと閉まらず、ゆるゆるになっています。

接着剤で貼りつける時に使う圧着具(万力の小さいモノ)で、一日抑えていますが・・・材質がプラスチックでは改善が見られるとは思えません。

またキャビンの通路にココちゃんのオシッコシートと餌や水を置いているので、うっかりすると水の入った容器を私が蹴飛ばしたりして汚してしまいます。

そこで出入口のステップをキャビンと同じ高さにするため、階段部分に発泡スチロールの箱を詰める事にしました。シリコンで発泡スチロールを貼り付けたり、カッターで切断したり・・・。

発泡スチロールの箱の中を、靴箱に作って・・・箱自体を有効に利用したほかに、同じ高さに作り替えた部分にオシッコシートやら餌などを置きます。ココちゃんが乗っても発泡スチロールが潰れる事は無いでしょうから、キャビンのスペースは広くなりました。

明日以降は相棒に『見にくい』と言われたシリコンコーキングの見栄えを、少し修正すると同時に風の抵抗を少なくするために工夫します。

さて中山道歩きも2007年から6年目に入りました。間に私の骨折があり、妻の椎間板へルニアがあり、2年は確実に棒に振っています。また今年の様に義母の脳の手術や兄の他界など・・・いろんな障害があっての6年です。

それだけに今回近江路に到達は感慨深く、かつ私達夫婦にとっては意義深いのです。残りの宿場は7宿、区間としては8区間、距離としては70㌔ほどで京の三条大橋にゴールです。

妻は何か一つだけでも終わらせたい・・・と言いますが、私は逆に終わってしまうことが寂しい・・・のです。何かに挑戦し続けている事が、人間としての意欲を持ち続けていられる気がするのです。

中山道が終わって・・・百名山が終わったら・・・何か虚脱感で抜け殻のような私になりそうで。さりとて東海道踏破など新たに途方もない目標を見つけて、挑戦する気力も湧いてくるとは思えなくて・・・。

早く目標を貫徹して終わらせたい・・・でもまだまだ終わりたくない。自分で自分の気持ちが良く判っていない状況です。

写真は美濃と近江の国境を超える影郎です。【寝物語】という逸話があります。国境にあった宿屋同士が10㍍程しか離れておらず、それぞれの客同士が寝ながら壁を挟んで話をしたという・・・それほど近かったという話なんです。

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