梅雨らしく雨でした。でもほんのつかの間・・・結局は小雨で終わってしまいました。夕方には暑くて大汗かいてました。
川越に行ったので、久しぶりに鉄人さんに電話。居るだろうと思っていたら、何と『今、網張温泉に向かってます』って・・・・・休みを取って出かけたようです。羨ましい限り。網張温泉と言えば私の故郷【岩手県】の雫石町ですが、宿泊は国民宿舎でしょうか?
私も明日は山に行こうと思ってますが、天気はどうでしょうね。
さて昨日の続きをアップしますので、よろしく。
《大熊小屋遥か》
『西俣ならこれぐらい当然だろう。』と遡行は続く。あいかわらず8寸岩魚が飛び付いてくる。
『そろそろ昼メシ用をキープしようかね。』『一人三匹ね。』なんて快調そのもの。
でも林道に出てから大熊小屋までの時間を考えると、そろそろ林道に戻りたい。両岸がとてつもなくきり立った岩壁ではどうしようもない。ロボット小屋はまだ先か? そこまで行けば林道に上がれるはずなのだ。
イズダチ沢を過ぎると目の前を大岩がふさいでいる。岩に上って見るとその向こうは先程以上に水勢がある滝。前も滝、後ろも滝でほんの少しだけ『釣ってる場合かよ。』と思う。
本当はここで引き返し入渓点まで戻ればよかった。結局数時間後、高まいた滝に飛びこみ泳いで帰る事になるのだから。
よせばいいのに・・・・我々三人はイズダチ沢から林道へのルートを選んだ。はるか高いところに、林道と思える木立の切れ間が見える。 『こりゃ厳しいなアー。』と思ったが他にルートも無いからしょうがないか。『なんとかなるだろう。』
イズダチ沢に入っても8寸クラスが、人影を感じてはスーッ、スーッと走っている。本当に魚影の濃い川だ。まだ三人とも『来てよかった』と思っている。
短い距離で100メートルも登るのだから、この沢の厳しさは【ハンパ】じゃない。2・3メートルから5メートルぐらいの滝が連続する。トップで鉄人がクリアしザイルをおろすと・・・を何度も繰り返し、どのぐらい進んだろう。
『ギョエーッ』我々の選択は間違いでした。ゴメンナサイ。なんと三方が空も見えないほどにそそり立った岩壁にふさがれていて、沢は天から落ちて来るような滝になっているではないか。
林道でくつろぐやどろくです。
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