ゆうべは花火が上がっているうちに、眠れていました。そして朝は2時半に起きて登山口に向かいました。
ところが泊った道の駅から登山口の距離は五十キロ以上で、しかも温泉より上はすれ違いが出来ない細い道。
キャンピングカーには辛い。5時を回ってやっと登山開始。
心配して夢にまでみたヒグマが現実になったのです。夢と違ったのは追いかけ回されなかったこと。
20メートルほど離れていたので、立ち上がって私を見ていましたが四本足に戻って藪のなかに消えました。長くても10秒ぐらいのこと、恐怖感さえわく前に過ぎ去りました。
近づいてきたらパンでも投げて気を逸らし、その間に逃げようと・・・・・ザックに手をかける間も無いほどでした。
下山の時に登山者名簿を見て判ったのですが・・・私の前がツアーの集団で、実際もヒグマにあってから30分ほど歩いて追い付いたのでした。
ホロホロが言うには、ヒグマは団体が何か落としてないか見に来るとか。そのパターンにぴったりはまったのかも。ホロホロの説も侮れないかも知れません。
天候はまずまず。待ちかねた登山者は数百人もいて、なんで私なんでしょうか?
帰りも私に当たる確率を考えると、実に天文学的数値で低くなり、再び会う事は無いと信じて歩きましたが・・・怖かった。
北海道の登山者はずるくて、見通しが悪くなる手前で必ず食事などをして、後続者を前にいかせます。腹がたちますが二回もはめられました。
トムラウシもお花畑が凄くて、やはり感動の登山になりました。幌尻、トムラウシは忘れられない山となりました。
帰りに東大雪荘にヒグマ遭遇情報を申告すると、『毎日ヒグマが出ているので結構です』って。
看板には7月5日に出たとしか無かったなあ。営業収入に影響するのは解るけど、これも自己責任の問題なのかしらねー。
通行止めにされたら登山者も困るでしょう・・・って。被害者がでたら、浮かばれないなあ。
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