本当に暑い日が続いて具合が悪くなりました。でも・・・何とか40℃を下回っていますので凌げていますが・・・もう限界。
北海道では天候に恵まれなかったお蔭で比較的涼しい中で生活していましたし、今回の北アルプスでも好天とは言え3.000㍍の世界ですから・・・。下界に戻っての2日間はとにかく辛くて・・・頭が変になりそうです。
涼しい内容のブログをお届けしたいと思って、あれこれ考えてみましたが【ヒグマ】の件しか思い浮かびません。しかも引き延ばすほどの内容は無く、報告した以上の事は何もありません。
いっそ数時間も追い掛け回された・・・何て事でしたら、ちょっとは涼んでいただけたかもしれません。
さて・・・トムラウシ登山です。相も変わらず登山口では晴天で、山頂ではガス・・・のパターンでした。ただ途中のお花畑は圧巻で、私が今まで見たお花畑として最高だったと思います。
エゾツガザクラの群生です。
エゾコザクラとお花畑です。
限が無いので止めますが、お花好きの方にとっては最高のプレゼントでしょう。
高山植物を見て・・・涼しい高山の雰囲気を感じてください。
ヒグマと遭遇した後、一人の若者が私を追い抜いたのですが、コマドリ沢と本流の合流点でいきなり前方から消えました。
雪渓が崩落して川に落ちたのでした。この時期の雪渓はこれが怖い。東京から出張で来たついでに山に登った・・・という若者。靴も新品で山の経験を疑いたくなるほどの装備でした。
雪渓って安全に歩ける場所があって、その【ルート】を見極めるのが経験の違いなんです。それにしても下半身がびしょ濡れになっただけで済み、不幸中の幸いでした。
水量が多くて流されてでもいたら、私としては寝覚めが悪い結果になっていました。若者が落ちた雪渓ですが、帰りに写して置きました。
コマドリ沢にはこの時期でも500㍍程の雪渓が残っていましたが、腐ってはいたもののまだまだ分厚く残っていて崩落するほどではありませんでした。
ここを過ぎると【トムラウシ公園】という場所がありますが、ここのお花畑もすごくて・・・。
ツアー客からどよめきが起こるほど。写真はトムラウシ公園を俯瞰しています。
そして・・・山頂ではガス、そんな登山でした。それにしても北海道の登山者の、後続者を先に行かせてヒグマの露払いをさせるテクニックには、ちょっと・・・腹が立っています。
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