往路で3回も転倒していたので、帰路は十分集中して行動したのですが・・・やっぱり3回もダメージのきつい転倒をしました。
それにしても破いてしまったサポートタイツが・・・何とも言葉になりません。
木道は地面と平行になっていればそれほどの事は無いのですが、変に傾いたりしていてこれが厄介。それに輪をかけて雨で濡れていたのですから・・・。
朝、おかみさんから全員に『骨折など無いように』と注意がありました。おせっかいではありますが・・・本当にみんなを心配していて、楽しんで安全に帰ってもらいたい・・・そういう思いなのだと思います。
これはまだまだ安全に歩ける個所です。
この日は一番距離が短い北又登山口(小川温泉)に下山したかったのですが、ルートは崩落していて通れません。
また白馬へ向かう水平道も残雪が崩落しそうで通行止め。結局、私にとって最短のコースは蓮華温泉に戻るルートでした。
それにしてもあの雪渓は下りたくない・・・おかみさんが『心配だったら私のアイゼンを貸そうか』と言ってくれました。
嫌ではあったけれど、慎重に下れば大丈夫との思いがありましたから・・・。
おかみさんに見送られて朝日岳に登り返し、前日登った雪渓を逆に下り、6時間半で蓮華温泉に到着です。
地元の白馬村で美容室を経営している女性の方が、朝日岳を下る頃からずーっと一緒に歩いてくれて本当に心強かったです。
小屋のおかみさんも私の後に出発した遭対協の方に『こんな人が居るので気をつけて行ってくれ』と頼んでくれたそうです。
『無事に下山した』と連絡連絡した時に、話してくれました。本当に・・・泊り客の全部を把握することは無理でしょうに・・・根っからの面倒見が良い人なのでしょう。暖かいものを感じます。
電話の向こうで『体調を整えてまた遊びに来てね!』って。
チャンスを見つけて、今度は三国境(白馬)から行きたいと思います。そしてお気遣いいただいたお礼を言わないと・・・。
下山後美容室のオーナーが教えてくれた北小谷の、村営【風吹荘】でお風呂と食事。かけ流しの良いお湯でした。
しかしお風呂とセットで1.000円という蕎麦は・・・麺も出汁もダメでした。
川沿いの施設で、駐車場は心地よい風が吹いてましたから、ここにキャンカーを止めさせてもらって・・・全部の窓を解放して・・・風が流れるキャンカーの中で二日間貯まっていて睡眠不足を解消。爆睡。
実際には1時間半ほどしか寝てませんが、深い眠りで・・・十分でした。
自分のイビキで目が覚めるけど・・・数秒でまた眠りに落ち・・・またイビキで目が覚め・・・。
5回目が1時間半後だったのですが、4時になろうとしていたので家をめざし出発しました。
しかし千曲・坂城で大渋滞。20キロ間ぐらいをノロノロ走行。
小谷を4時に出発して・・・家にはノンストップなのに9時でした。
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