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武能岳

百名山・上信越

とにかく・・・足が重くて・・・呼吸が辛く、一ノ倉岳への登りでもう後悔が始まってました。

一ノ倉岳と言うとギネスに遭難死が載る谷川岳の中でも、特に死亡者が多い場所です。

ロッククライミングのバリエーションルートを、昭和30年代は先を競って開拓したそうです。

そのため谷川山域だけで、記録を取り始めてから700人の命を飲み込んだとか。

世界の8.000㍍級の山々の遭難死が600人だとか・・・谷川があまりに多すぎます。

写真はのぞきと言う場所から一の倉沢を覗き込んでます。

斜度が解りやすいように私の右足を一緒に写してみました。

一ノ倉岳を過ぎると次が茂倉岳。一ノ倉側からだとほとんど登る事はなく、簡単に山頂到着です。

ここで迷いました。体調不良の今日は、ここから土樽に下山しようかと・・・。

でも今日を逃したら武能岳へ登頂することは一生無いかもしれず、蓬峠も金輪際諦める事になるかも。

ツアーをリードしていたガイドに聞くと、コースは長いけどきつくはない・・・と言うので武能岳をめざしました。

1時間半ほどの下って登り帰すアルバイト・・・辛かったけど何とか乗り切って山頂に立ちました。私としては珍しい本人が写っている証拠写真です。

暑い日でしたが新しく買ったヘルメットを装着してます。

このコースを歩く人は本当にすごい人が多くて、大概が馬蹄形を日帰りでやる人ですから驚きます。

馬蹄形・・・とは土合~白毛門~朝日~清水峠~蓬峠~武能岳~茂倉岳~一ノ倉岳~オキの耳~土合と・・・馬の蹄の形のように縦走する事を言います。

途中の蓬ヒュッテで一泊すればだれでも可能の範囲ですが、日帰りでと言うのが凄い事なんです。

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