先週の土曜日でした。前のお宅の奥さんが、息子さんと柿を採ってました。
前から妻と『甘がきかね?』と言ってたのでした。
大量に採ってましたが・・・しばらくしたらピンポーンっと。
出てみると大きいビニール袋に、20個ほどの柿を持って来てくれました。
そして『渋柿ですけどよろしければ・・・』と。
干し柿も良いですが・・・残念なことに干す場所がない。
そこで樽抜きにすることにしました。
知っている人も多いと思いますが・・・ヘタの部分を焼酎やウイスキーに浸けて、ビニール袋にでも入れ段ボールに置いておくと、一週間ほどで渋が抜けます。
これが樽抜きなんですけど・・・先週の土曜に仕込んで、今日がちょうど1週間経過。
だして食べて見るとやわらかくなったものは完全に渋が抜けていて、まだ少し形のしっかりしているモノは食べられましたけど僅かに渋みが口に残りました。
後1日か2日で美味しいと思ったので、弟のところに半分あげました。
その樽抜きの様子を写真でブログにアップしようと、写したのですが・・・なぜかフラッシュが反応しません。
写ってますけど・・・もやーっとした写真で見るに耐えません。
明日、明るい所で写したいと思います。
この樽抜きですけど柿が柔らかくなりやすく、好き好きです。
私はビチャッとした柿は好きではないので、あまりやりません。
しかし現役時代はライフラインの、広大な敷地にあるプラントで働いていましたから・・・よく作ってました。
柿の木なんて数百本もあって、渋柿は毎年ダンプで捨てるほどなってました。
昼休みにいくらでも作れました。誰も食べないのに、作るのが楽しかったんです。
昔はお菓子などが無かったでしょうが、現代は美味しいものが氾濫してますから誰も食べません。
父が生きていた頃は・・・実家では皮をむいて干し柿にしてました。
私は小さい時から柿コンプレックスがあって、未だに柿への思い入れが強いんです。
我が家ではリンゴもサクランボも・・・何でもあったのに、甘い柿だけがありませんでした。
ガキ大将の家に美味しい柿があって、そのガキ大将は何かにつけて私たちを服従させる手段として柿を利用したんです。
「お~い△■、これをやったら柿をあげる」って。「1位の人に柿をあげる」とか。
低学年の私は1位になれる事が無く、みんな美味しそうに食べているのを横目で見ていたんです。
そんな事があって転居する前の家では、柿を最初に植えたのでした。
柿か・・・そう言えば何時も柿を持って来てくれた友。どうしてるかな~。
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