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早池峰 最終章

百名山・東北

朝から強い雨。妻はヘルニアの坐骨神経痛が痛くて、ジムは休み。

私が一人で行きました。バイクとランニングマシーンをやってきました。

ところが・・・実は私もこの天候で傷跡が痛くて辛かったんです。

夜になって一段と痛みが増してますが、明日の天候に期待します。

妻、昨日は再び硬膜外ブロック注射に戻りました。

私が考えた通り、治すときは一気になおさないと・・・ダラダラ薬を飲んだり、注射を打ったり打たなかったりが・・・長引かせるだけでもっともよくない。

お願いだから早く治って・・・山が私を呼んでいます。

ところで早池峰。

まさか2時間で登れるとは思ってませんでした。そんな簡単な山だったのでしょうか?

やはり15年前とは山の見方の目が肥えてきたと言うか、山歩きの理解が進んでいるのでしょう。

前回は隣の山である薬師岳も観えませんでしたが、今回は山頂から岩手山や鳥海山、焼石岳や栗駒山まで望めました。

写真は岩手山と冠雪の鳥海山です。

珍しく30分以上も山座同定を楽しみました。

下山も同じコースになりました。

さすがに花の百名山。この時季の花が咲き誇っていて、見ごたえのある山行になりました。

高山植物についてはかなりの知識を自負している私が、初めてと思える花に気が付きました。

これは見た事が無い花だなー!  って。写真が小さくて見えずらいと思いますが。

ハクサンコザクラの白い花と思えなくもないですが・・・ヒメコザクラでした。初めて見ました。

難しい話になりますが

コザクラ自体がユキワリソウの仲間で、同じように白くて似ている花が沢山あります。

花弁の先に切れ込みが無いとトチナイソウ・・・などと、一瞬では気が付かない程度の違い。

図鑑を見て初めて解る。でも面倒くさがらずにそれをやらないと、覚えないんです。

こんな努力は確実にボケ防止に繋がってます。

そもそもヒメコザクラは早池峰の固有種と言われていましたが、蛇紋岩の岩場の他の山にも生息していると言う説もあります。

似た花のヒナザクラは吾妻連峰を南限として、北は八甲田山まで生息しています。

今回、早池峰だけに生息していると思うヒメコザクラに出合えたことは、私の中では凄い事です。

図鑑を作る訳ではないので、相変わらず写真は下手くそ。その分、確り脳裏に焼き付けます。

サウンドオブミュージックという映画の中で歌われるエーデルワイスという曲。

そのエーデルワイスに最も近いと言われている、ハヤチネウスユキソウという花が早池峰の固有種としてはもっとも有名ですが、このヒメコザクラもそれに劣らないほどの出会いです。

ウスユキソウは存在感もあって、時季にさえ来れば誰でも観る事が出来ます。

しかしこのコザクラ背丈も数センチしか無くて小粒。

これを2時間の登りと1時間の下りの間に発見すると言う離れ業は、好きでないと為し得ません。

おや! 珍しい花だな!  と言う疑問を持てる事が、すごいんです。

自分で自分をほめて・・・早池峰に感謝です。

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