先日書き込みいただいた奈良の上田さん。
キャンピングカーに興味をお持ちだそうですが、参考になればと一言。
良くサービスエリアなどで声をかけられます。
そして中を見せてくれと言う方も・・・そんな方はかなり真剣に興味を持っているのかな。
そんな方にはいつも失敗しないように、余計なお世話ですが注意点を話すんです。
まず一点目は・・・いくら金があっても最初は高いモノを買うな・・・と。
何故なら自分の遊びのスタンスがまだ決まっていないから、自分に会う車かどうか?
数年、乗って使って・・・初めて・・・ここがこうなっていた方が良い・・・とか、家族で使うので広い車が欲しい・・・とか、一人で釣り歩くのだからこんな車が良い・・・とか。
何より必要な装備と必要でないモノが、まだ判りませんね。
そしてなるべく自分で手をかけて完成させていく・・・その楽しみも結構大きいのです。
ソーラーパネルを載せるとします。100Wでもビルダーに頼んだら18万円。
最近はシート状のフレキシブルソーラーだともっと高い。
私は中国製のソーラーパネルをネットで6.000円で落札して、自分で載せました。
勿論ベテランのオーナー、ホロホロ三世の指導を受けながらでしたけど。
2枚、200Wを載せて、パネルが12.000円、コントローラー1個が2.000円×2、配線類が10.000円程度。
結線のための半田鏝・・・1.500円。
30万以上はしたはずなのに、併せて30.000円以下で200Wのソーラーが車の屋根に乗りました。
この程度でも冷蔵庫は使い放題でした。
電気の知識なんて何にもなく、どの程度の太さのケーブルにすればいいのか?・・・から勉強でした。
これが完成に近づくにしたがって、ハマるんです。
そしてそれが終わると、次のも自分でやりたくなるんです。
必用もないのに、何かを見つけては手をかけたくなるのでした。
安物を買っていますから、屋根に穴をあけるのも躊躇なくできます。
失敗したらコーキングで塞げばいいと・・・。新車で高級車だったら、とてもできませんよね。
二つ目の古い車の方が良い理由は、新しい車だとコスト削減のために外国で生産した車に殺虫剤やホルムアルデフィドを発生させる接着剤などがまだ残留しています。
私の友、ホロホロはこれで生死の境を彷徨いました。
化学物質過敏症は…不治の病です。
決して大げさではなく・・・怖いです。
だからこの点も必ず話してあげる様にしています。
先日も富山の方にその話をしたら、驚いてました。
こんな事を知っている人は少ないと思います。
特に子供さんも利用する方は、慎重に選ばないと・・・。
かくいう私は昨年買った車が・・・リクライニングシートにならず妻が乗れない車でした。
1年前に製造した車に、数時間試乗しシックハウスを確認して。
次にも数時間車に閉じこもり、そして大丈夫な事を確認して契約。
ところが・・・この試乗車は背あてのシートの場所に何もない車で、リクライニングになってました。
しかし私が契約した車は、背あてシートの後ろに冷蔵庫が来ていてリクライニングにならず。
そんな馬鹿な・・・ですけど、後の祭り。確り確認しなかった私のミスでした。
重いボディで走行するので、ダブルタイヤの車がバーストした時には助かる確率が高いとか・・・。
言いたい事は沢山ありますが、興味のある方は是非ベテランに話を聴くことをお勧めします。
失敗しない車選び・・・難しいですよ。自分で経験してますから。
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