朝4時に起きて蓼科山へ。
明日の天候次第では、3日間は連続して登りたいと山をピックアップしてました。
女神茶屋(スズラン峠)からは初めての挑戦。
一般的には7合目からの登山ですが、スズラン峠からはその3倍以上の急登。
足に効いたのはもちろんですけど、それ以上に難敵だったのが【寒さ】でした。
前夜、霜が降りたらしく、岩に張り付いた霜が滑る滑る。
スズラン峠へ下るのはちょっと怖いので、他のルートを下山。
そして風が冷たくて、最初から防寒で雨具を着て上りました。
しかしグローブは冬用ではなく、ストックを持つ手が悴んで・・・神経痛が出て痛んで
ます。
写真は霜柱です。
冷え込んだ天候は空気も澄んで、視界は良好。
写真は左の山並みが赤岳方向、右手が南アルプスの駒ケ岳方向だと思います。
蓼科山は大岩がゴロゴロと連なる岩山ですから、その岩が滑ったら大怪我につながります。
キノコシーズンを控えて、万が一にも今は怪我ができません。
将軍平から天祥寺原、そして竜源橋へと安全策を取りました。
実際、将軍平まではかなり凍っていて慎重さを要求されましたが、それ以降は雪も霜もなく安全に下山。
でも人気のないコースですから、めったに人が通らない。
熊さんにでも出くわしたら・・・とか、ケガして動けなくなったら救助を頼む人も通らない。
余計に慎重でした。
下山途中からは予報通りに【午後には雨】が的中。
車に戻った時には雨具をたたく雨音がしていました。
さて、明日はどうしよう・・・と【天気と暮らす】であらゆる山をチェック。
でもどこも雨・・・雨飾山は晴れそうでしたが、さすがにそこまでの移動は辛い。
明日、寒さの中でまんじりともしない時間を過ごすなら・・・家に帰ろう。
戻ってきました・・・3日分の食料と酒、そして薬に着替え、機器類の充電器・・・しっかり準備していたのに無駄になりました。
ところで途中の峠道で・・・カーブをうっかりスピードを出したままで侵入し、食器ケースが棚から落ちてしまいました。
車の中では食生活が味気なくなりがちなので、せめて器を楽しもう・・・とおそろいの食器で統一して悦に入ってました。
たち吉のお気に入りの食器が3分の2ほどが割れました。
残念もありますが・・・何やら不吉な予感もあって。
今日は戻ってきました。
今月中に天候次第で、あと一回行けるか?
もう・・・山は凍ってますから、それを計算に入れないといけません。
コメント
毎朝2番目に楽しませていただいています。
ありがとうございます。
今日は懐かしい蓼科山。高校入学後初めての部の山行
が八ヶ岳縦走でした。行者小屋での初めてのテント泊。
阿弥陀からずっと北八まで縦走し、最後となった蓼科山。溶岩ゴロゴロの印象が鮮明に残っています。
山頂から遠望の白樺湖を目指して、正規登山道外の自分達の描く下山道を勝手に造り下り、白樺湖までちょっぴり長い舗装道を歩きました。あっという間に遠くなってしまった半世紀以上前の懐かしい思い出です。
うれしい朝をありがとうございました。
の懐かしい思い出に出会えた