朝6時の特急に乗るためには、5時半起きでした。
まさかこんなに早い行動が必要になるなんて・・・先方の社長さんと9時の約束だったんです。
この社長さんは若い時からお互いを知っている間柄。
今回の会長の会社の判断ミスで迷惑をかけましたから、まずお詫びそして今後について。
この問題に関して、私は一貫して同じアドバイスを続けました。
40年も一緒に共同企業体を組んでいる相手への信義則の問題だと。
そして客先には誠意を示してこそ、間違いを最小限にできると知っていますから。
事前に情報を共有すべきだとアドバイス。それは当然客先にも話すべきだとも・・・。
しかし私に対する信頼が無かったのか、アドバイスは通りませんでした。
まあそれは会社のトップが自己責任で判断することですから、私ごときがとやかくは言いません。
しかし私のアドバイスを知ってか知らずか・・・おそらくはアドバイスしたのにそう判断しなかったと知っていて・・・と思うのですが。
40年も協力してきたのに、事前に話してほしかった・・・と開口一番に言われていました。
当然ですよ。
この社長さんは「平田さんがいるところは危機管理が万全だと、昔から言われてきたのに!」とも。
まさか全員を前にして、いや私はそう説得しましたよ・・・とは言えません。
ただ実際、もう少し私の意見を組んでくれていれば、失敗は半分で済んだかもしれません。
私がいた世界ではこんな時に、どう考えてどう対処するか・・・私自身が一番よく知っています。
相手の会社も数年前に同じ失敗があった時、事前に話していたことを私は知っていたので会長の会社もそうすべきだと主張したのでしたが・・・後の祭りです。
いまさら言っても・・・と言う考えもありますが、しっかり謙虚に失敗を認め反省しなければまた同じ間違いをするでしょう。
取りあえず東京の用事は終わりました。
先方の会社の社長とは昔からのつきあいを台無しにする結果にもなり、30年勤めた会社の後輩にも迷惑をかける結果になって・・・私の立つ瀬はありません。
ですが私の顔なんてどんなにつぶれようとも構わなくて、個人に帰属する問題はこれで終わりにします。
ところで今日、会長に私のブログの存在を知らせました。
そのうえでこれを書いていますから、会長の目に触れても構わなくて、前にも言いましたがこの問題を最後に袂を分かつ覚悟でいます。
今日の今日の話ですから、ブログの件を覚えていて読んでくれている・・・と思うのです。
私に何の関心も無ければ、ブログは読まれることがないかも。
何らかのリアクションがあるでしょうか?
私がかなり腹に据えかねているのは感じていると思いますが、逆にいつまでも方針が決定したことをぐずぐず言われて会長の方が腹を立てているかもしれません。
40年近くも山で命を預けあった仲ですから、こんな別れ方はしたくないんですけどね。
相手次第・・・と思っています。
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