年を取ると厄介なのが運転免許の更新。
若いころは警察に更新申請をするだけでしたが、前回からは講習だけではなく試験も負荷されました。
そして今回は認知症の検査も追加・・・さらに今日は実技試験もありました。
まず大変だったのが近隣の自動車学校や警察署では行われていない【認知症検査】。
へまをしながらも無事に終わって・・・こんなのを貰いました。
見えにくいかもしれませんが「認知症の心配はない」と書いてあります。
そして今日の講習。
30分ほど講話を聞いて・・・続いて目の検査は動体視力。
この検査の時に6人の受講者の内、男性二人が明らかにおかしい。
何がおかしい・・・って、なかなか言えませんけど、前の検査が良く通ったなと思えます。
あるいは私の勘違いで、耳が遠くて聞こえないだけだったのかも・・・。
名前を呼ばれているのに「自分が呼ばれた」と認識できない様な・・・だから検査にものすごく時間がかかりました。
受講者は男性3人、女性3人。
女性の3人は男性と違って、チャキチャキのおばちゃんでうっかりすると怒られそうな・・・。
それに比べて先ほどの男性二人の危なっかしい様子。
講習修了証と動体視力検査結果が渡されます。
さて、いよいよコースに出て実技・・・ですが。
これって違反をした人が対象で、違反をしていない人は該当しないのです。
十数年違反のない私が・・・なぜか該当していたのです。
下の写真左側の用紙の違反項目のどれかに該当していたのなら、それを覚えていませんから私はボケています。
公安委員会からボケていないとお墨付きをもらった私ですから、違反したなら覚えているはずでしょう、皆さん!
おそらくはマイナンバーカードの時のトラブルの様に、誰かのデータが私に紐づけされているのでは・・・?
免許更新で警察に行ったら確認はしますけど、自分の現在の運転技能レベルを知るためにも逆にチャンスとして受験しました。
信号無視や一時停止違反やセンターラインをオーバーしたり、スピードを出しすぎたり・・・どんどん減点されて。
10分ほどコースを周回する中で、70点を下回ると合格がもらえず免許の更新はできません。
しかし何回でも実技試験は受けられて、もちろんその都度お金はかかりますが、合格すれば免許更新が出来ます。
上の右側の用紙の真ん中あたりに、私の点数が書いてあります。
見えにくいようですから拡大します。
自慢の様に思えるでしょうが・・・100点でした。ちょっと自慢かも!
これらの書類を揃えて、警察で免許の更新ができるのです。
ところで先ほど危なそうな男性・・・と言いましたが、やっぱり不合格で怒って帰ってしまいました。
本当に不合格なのか検査員はドライブレコーダーを再確認して、不合格を確認しているんです。
ですからたまたま一緒の回に不合格者がいれば、時間がかかって帰りは遅くなります。
それが二人もいたのですから・・・入念にドライブレコーダーを調べて・・・その確認に30分はかかりました。
申し訳ないけど・・・あの方たちが合格しないで良かったです。
素人の私が見ていても走る前から、机に向かって座っているだけで・・・大丈夫なの?・・・と分かりましたから。
あの人たちまで合格していたら、高齢者の事故がテレビで流れるのに歯止めにはならない講習・試験と言う証明です。
と言いながらも私自身も過信は禁物で、ボケてなくてもうっかりはありますから。
危険なものに乗っていると言う自覚と緊張感と責任感を持って運転していきます。
今はまだ妻の体調や病院通いがあって、免許証の返納はしたくてもできません。
ところで例の昔ヤンキー風のチャキチャキおばあさん連中は、盗み見たら全員が70点のギリギリ合格でした。
二人の危ないお父さんは不合格ですから70点以下です・・・けど、実際は残り点数がない程にひどかったのでしょう。
一応検査員さんは周りに聞こえないよう配慮して、車の中で不合格を伝えたようです。
一人は戻って来ずに帰り、もう一人は戻って来たものの文句を言って帰っていきました。
高齢者になった時の参考になったでしようか?
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