ブログも含め、ごゆっくりお楽しみください。

怒りが沸騰

雑感

毎日、涙の枯れることがありません。年を取って涙もろくなったから・・・ばかりではありません。
ついに今日は餓死した牛や豚の映像がテレビで流されました。あの牛たちの目を見てください。人間を信じて疑うことを知らない・・・本当に優しい目をしています。
今までは経験したことのないひもじい思い・・・なぜ食事をもらうことができないのか、理解できないでいることでしょう。

あの子たちには【感情】も【思考】もあります。人間だけが助かればいいというのは驕り以外の何物でもありません。肉牛はいつかは死ぬんだから・・・って、そんなことは人間が作った形にすぎません。今を生きている命は、等しく尊いと思いませんか。

なーんにも罪がないのに、何もできず手をこまねいて可愛い家族を死なせなければならない辛さ・・・ですが・・・今日1日頭を下げ続ければいいと考えて福島入りした、社長さんにはどんな言葉も伝わりません。

是非あの地域から連れ出して世話ができるように、トラックでもなんでも出して移送してください。東電の社員や東大大学院の原子力関連教室、特に関沢教授の院生はやる責任があります。毎年いただく数億円の研究費のお礼に『大丈夫』と言い続けたせいで、結果として対応ができなくなったのですから。

原発問題は補償の話になりましたが、納得できない部分がありますよね。
国民の血税を投入する前に東電や原発を利権にしてぬくぬくと甘い汁を吸った皆さんは、まず自分の資産で償ってください。そしてその次に議員の歳費を半額にして、そして法改正を急ぎ議員数を半減してください。そしたら血税の投入も認めます。
まさかこれだけの国難に議員を減らさないつもりでしょうか。皆さん声を上げましょうよ。

総理も東電の社長も【1日だけ頭を下げれば・・・】ぐらいの感覚でしょうね。
新聞の投書に【被災者が苦しんでいるときに、首相を変えろというのはおかしい。今は一つになるべき時だ】というのがありました。

信頼できるリーダーのもとには黙っていても、国民は結集します。一つになるとはそういうことなんですよ。保身のために汲々として、国民の命をも軽視するようなリーダーを信じられないのに、いやいや着いて行くのが【一つになる】じゃないでしょう。

国民の命を軽視していないとすれば、事故直後にあった諸外国からの支援の打診を、なぜ断ったのですか。原発推進を掲げてきた多くの学者が後悔の念も含めて、今こそ役に立ちたいと提言をしました。なぜその提言の受け取りを拒否したのでしょう。そこには【メンツ】や【危機感の欠如】、【国民の命の軽視】としか私には見えません。懸命に努力していると思えるあなたは、善良な日本人の見本のような方です。

見ていてください。この後範囲はさらに広がるはずです。悲しいですね。
原発の危険を訴える意見に耳を傾け、津波の対策をしていてくれたら・・・悲しいですね。
支持率を上げるために権力闘争をしている暇があったら、防災救援体制の整備をしていてくれたら・・・悲しいですね。
選挙民の動向だけで、100年先を見ることができないリーダーを選んだ衆院議員と、そんな議員を選んだ選挙民・・・悲しいですね。
今日も私は怒っています。

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