さむらいハードラー

今、ロンドンオリンピック出場選考会をかねた全日本陸上選手権が開かれています。アメリカなどと比較すると、日本は陸上選手の評価が低い傾向があります。たとえばカールルイスなんて大富豪になっていますが、日本では金メダルを取った室伏か大富豪か・・・というと決してそうではありません。

そんな中で競技を続けていく選手には、ある種の尊敬の念が湧いてきます。とは言え横並びに見る事はできません。例えば女子マラソンなどは企業が丸抱えで、抜群の環境の中で競技生活を送る事ができます。

環境の整備に恵まれた競技、体格に恵まれれば優位な競技・・・そうしたものと全く違う競技を地道に続けた一人の【さむらい】が、今日で競技生活を終えました。ラストランは残念な結果でしたが、彼は日本の陸上界に大きな誇りを残してくれました。

400㍍ハードル、為末大選手がその人です。世界選手権で2度のメダリストになり、日本の弱点と言われるトラックでの受賞ですから、余計に声援し続けたくなったものです。
残念ですが・・・彼にとっては悔いのない競技者生活だったと思います。
ありがとう【さむらいハードラー】

さて、昨日の続きです。
私には7寸(２１センチ)程度のモノでしたが、素人氏には９寸(２７センチ)のが顔を見せてくれました。私に来てくれた個体です。綺麗でしょう。【山の精】と呼ばれる所以です。

そして素人氏に来たネイティブな個体です。ワイルドだろーー！

３時間で数尾を釣り上げて、渓谷(たに)歩きを終えました。谷筋には僅かながら花々が見られます。
写真はピンクが【コイワカガミ】で、ブルーが【スミレの仲間】です。コイワカガミは雪どけ時期の花と言われていますので、谷はまだまだ早春の様相です。

渓谷からでると９時、いつも通り温泉で身体を温めます。葛温泉の高瀬館・・・露天の湯が気持ち良くてまたまた長湯をしてしまいました。朝早く渓谷に入り、午前中には温泉に浸かっている・・・素人氏との釣行はいつもこんなスタイルです。

ゆっくり・・・ゆったり・・・骨までしゃぶる様に渓谷を楽しみつくし、のんびり温泉に浸かって疲れを癒す・・・人生やな～～。