今日こそは何処かに出かけようと、昨日のうちから妻と話していました。私一人だけの足腰鍛錬ではなく、妻もストレス発散ができる企画でないと・・・。
そこで我が家から最も近い【国宝】を初めて見に行く事に・・・妻沼の聖天様。
拝殿は何度もお参りしていますが、国宝に指定された中殿・奥殿は拝観料がかかるので躊躇。
でも国宝に指定されたとあっては、是が非でも。
ちょっと説明させてもらうと、12世紀の鎌倉時代、斉藤別当実盛公が祖先伝来の御本尊聖天様を当地の庄司としてお祭りしたのに創まる。
縁結びの霊験は特にあらたかで、聖天山で仏式結婚をされる方も多く、この日も一組いました。
とりあえ売り切れになると困るので先に聖天寿司を買ったのですが、それが失敗。
写真を写すのに邪魔で邪魔で。
拝観料は大人700円ですから二人で1.400円。聖天寿司は消費税が上がったので一個460円で、2個だから920円。
その他、お賽銭と休憩所で寸志を・・・3.000円で行ける国宝旅でした。
国宝の奥殿を少しご覧ください。基礎から屋根の上まで彫刻が施され、極彩色の豪華絢爛。
この奥殿が創建されたのは、日光東照宮の100年あとのため、専門家の目から見ると東照宮より技術レベルが上なのだそうです。
絵の一つ一つに意味があって、それをボランティアガイドが説明してくれます。
それにしても左甚五郎作と言われている彫刻もあるので、百年あとの創建とちょっと辻褄が合わない気もします。
奥殿をご覧ください。全て彫刻で覆われています。
鳳凰が猿を助けている図・・・ですが、鳳凰が御本尊歓喜天様の化身で、猿が人間を表しているそうです。御仏の慈悲の心。
布袋様と恵比寿様の囲碁対局。この棋譜は本因坊道策が弟子の熊谷出身の本碩を指導する一局だそうで、この作者は囲碁が好きだったのでしょうか。
本碩役の恵比寿様の好手に、頭をかく道策役の布袋様です。
煌びやかなのも一つ。支えている獅子は口を開いているのと閉じているのとで【阿・吽】の一対です。
長くなるので明日以降にもご紹介します。是非作品をご覧ください。
商店街の無料休憩所でお茶をいただきながら、聖天寿司を食べて国宝旅終えました。
戻って今日こそペール缶のバリ取り・・・そう意気込んでも音が凄くて・・・隣近所に気を遣い10分で終えました。したがってまだ少し引っかかりが残ってます。明日も10分間だけやります。
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