昨日18日が彼岸の入りでした。
だからと言う訳ではなく、墓参りをしてきました。
義母、妻の母ですが、3月25日に亡くなりました。
その日の前に家族だけで七回忌の法要を・・・と。
塔婆を立ててお花をあげて・・・だけですけど。
若くして脳卒中になった妻の母、90歳まで永らえました。
妻は結局二十数年の介護生活でした。
義弟(妻の弟)家族と交代でしたから、何とか面倒を見続けられたと思うのです。
最終的には施設にお世話になって、天寿を全うした形ですが・・・施設での生活は義母にとって不本意だったことでしょう。
ですが介護する側の妻も病気がちでしたから、勘弁してもらうしかありません。
その代わり・・・二十数年毎日施設を訪問して、必ず義母の顔を見ていました。
決して・・・預けっぱなしにしない・・・その心意気たるや尊敬に値します。
口では簡単ですが、毎日となると・・・できると思うならやってみなさいと言いたいですね。
兄弟仲が良かったからの賜物と思います。
妻が行けない日には、必ず弟が行って顔を見せてました。
入所していた義母の安心度合いも高かったと思います。
義弟が現役の時代は、毎日妻が訪問していましたから、妻が病気にでもならない限りは自分に使える時間は無し。
その代わり弟がリタイアしてからは、我々にも時間をたっぷり使わせてもらいました。
平成29年、介護から解放された時は、すでに私たちが要介護者の状況でしたけど。
恨みごとではなく・・・そんな環境でしたが、よくよく自分たちの時間を作ることが出来たと感心します。
妻は介護の合間を縫って中山道を踏破したり・・・私は百名山を完登したり。
そんなことを思いだしながらの食事。
七回忌に臨み、二十数年が走馬灯のようによみがえります。
二十数年の施設暮らしで・・・幸せだったろうか?・・・との思いもありますが、病気しながらも精一杯頑張った妻に感謝状を贈る日でした。
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