都会方面に出かけたときはいつも顔を出す画廊があります。
小遣いで買える安物しか買ったことがありませんが、イベントやら個展があると案内状が届きます。
今は時期ですから・・・【さくら】の絵でもないかな・・・と思って行ったら、沢山ありました。
今日の担当は顔見知りのおばさんでした。
私の田舎の東北三大桜の一つに数えられる、北上の【展勝地】の絵がありました。
私はこの画家の絵を良く知っていて、楽天のサイトなどで注文制作で書いている画家。
その作品が画廊だと、価格が2倍でした。
タブレットで楽天のサイトを開いて、同じ絵を見せて価格も見せてあげました。
そしたら急に税込みで「これでどうですか?」と楽天価格に近い金額。
注文制作ですから同じ絵を何枚でも描けます。
こんな絵は駄目なんですけど、見て楽しむためですから気に入った人は買えばいいのです。
いつも顔を出す画廊ですからおばさんは、私の趣向を知ってくれていてそれらしいものを進められます。
そして言いにくい事でもはっきり言われます。
顔見知りになるとあれこれ教えてくれて、それで私も蘊蓄が少しは身に着きました。
今日は「もっと審美眼を磨きなさい」とご指導も。
やはり画廊勤めで沢山の絵を見てますから、言うことが玄人で生半可な知識は直ぐに見破られて・・・。
恥ずかしい思いをすることもありますけど、長い付き合いでこのおばさんに言われる分には腹も立ちません。
欲しい画家の絵を手に入れる一番の良策は、画廊の人に趣向を知ってもらって連絡が貰えるような関係になることだと。
確かにそうでしょうけど・・・宝くじに当選しないと、連絡を貰っても買えませんから趣向を覚えてもらってもなあ!
当分は画廊や美術館で観て楽しみます。
ですから・・・万が一、私が絵を買ったとブログに書いたときは、宝くじに当選した証です。
ちなみに私が今が一押しの画家【野地美樹子】さんは、号80.000円と美術年鑑に書いてあって見せてもらいました。
2号(約ハガキが2枚分大)ぐらいの絵なら、山登りをワンシーズン止めれば浮いた交通費でギリギリ買えそうです。
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