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親分といちごの里吉見

リタイヤ生活

朝の内、雨でしたが・・・予報通り9時ごろには晴れに変わりました。

後輩に用事があったので元の職場に出かけたのですが、11時には用事が終わりました。

折角出てきたので「どこか寄ってから帰るか?」と聞くと、妻が「行きたい」と。

埼玉には観光地はありませんから・・・あったとしても何度も行ってます。

珍しくもないのですが「吉見の道の駅にでも寄って帰るか?」と言うと、それがいいと。

この道の駅は私の元上司で、兄とも慕う先輩が駅長をしていました。

我が社を退職した後、この町の助役をしていて、その後にこの道の駅の駅長でした。

この上司逸話は掃いて捨てるほどあります。

退職する送別会で日光鬼怒川温泉を予約したのですが・・・私の後輩で元ヤンキーが悪ふざけで・・・。

「青◎一家」と予約したんです。

そしたらホテルが真に受けて、当日の看板に「歓迎 青◎一家様」と書いてあったんです。

この上司は本物風の風貌で、私たち部下は「親分」と呼んで慕っていましたから、ホテル内でも当然親分と呼び。

他のお客さんが戦々恐々として、申し訳ないことになりました。

皆、部下もパンチパーマだったり、私もどちらかというとこわもてタイプ。

そんなのがゾロゾロ30人も現れたからホテルも客も・・・驚いたでしょうね。

山登りなども部下たちとよく出かけてくれましたが、山の上で料理を作ってくれるために食材なども担ぎ上げてくれる上司でした。

退職してからのある日、ネギが出来たから取りに来い・・・と電話。

畑を借りて大きく農業をやってました。

行ってみると「これ、あんたの分だから」と、50メートルぐらいの畝を3本残していてくれました。

せいぜい持って帰れるのは50本でしょう・・・普通。

でもこの人はスケールが違うんです。

「こんなに収穫しても車に乗らない」と断ると、後日引き取ってくれる業者を呼んだそうです。

とにかく肝っ玉が据わった大親分。

そんなことを思い出しながら道の駅で買い物。

でも、親分が駅長していたころより・・・汚い。

トイレなども虫の死骸やら埃、蜘蛛の巣の荒れ放題という感じ。

親分のころとは違っていて・・・良く通っていた10年前の面影は見えません。

妻が親分の家に寄ってみようと言うので、道の駅から10分ほど。

行くと車が無くて留守のよう。

団地の入り口でボランティアで花壇などを作っていた方に声をかけると、たまたま親分をよく知っている方でした。

色々話を聞くと・・・元気だけれども施設に入っているそうです。

確かに車庫に手押しの乳母車風が置いてあって、妻が「あれを押して歩いているのかしら?」と。

それを聞いて私も少し不安になっていたのでしたが、現実のようです。

で、施設に入っていると聞いたものだから、なんだか寂しくなりました。

北アルプスの10月を私と同じで半袖Tシャツ一枚で歩く豪傑。

でも他人には変な人と見えたでしょうけど。

せっかちでこんな間違いもありました。

谷川岳登山の時、天神尾根を下ったのですがなんと【熊穴沢小屋】から道を間違えて、天神峠ではなく谷川に下ったのでした。

遭難騒ぎを起こした上司でもあります。

付き合いが長いので、こんな話は書ききれません。

そのボランティアの知り合いの方、近いうちに電話することになっているので「あなたのことを話しておく」と言ってくれました。

入所している施設も聞いたので、もし連絡があって会いたい気持ちを持っていただいていたら・・・行ってきます。

 

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