横谷温泉で新年会【長野・奥蓼科、上田】
2009/01/24~25
12月に北杜市のパン屋さんを巡ったばかりでしたが、またこの方面の旅になりました。せっかく手に入れたチャンスですから、前回残した【びーはっぴい】に行ってみることにしました。そして仲間にはおやつとしてフェアリーのクリームパンも買って行くことにしました。ギリギリ人数分を確保して持って行ったのですが、糖が高いなどという連中ばかりでイマイチ喜んではもらえませんでした。最高のお土産だと思ったのに・・・。
諏訪南インターで仲間と落ち合うと、目的の【山の幸】へと向かいました。仲間にどうしてもキノコ汁を食べさせたかったのですが、やっぱり秋でないとありませんでした。逆にこれでこの店は『信用できる』と仲間は言ってくれましたが、私はどうしてもあのキノコ汁が残念でなりません。ここの蕎麦は特別と言うほどではありませんから、やっぱりキノコなのです。
途中でコーヒーをしてから2時半にチェック・インしました。雪は思ったよりは少ないものの、寒さはやっぱり厳しいものでした。ひとまず部屋で談笑してから、風呂に入りました。内湯はお湯も何となく趣に欠け、さりとて露天は極寒の世界です。外に出でるためにはそれなりの覚悟が必要でした。翌朝の露天風呂はリンチのようですらありました。それでも良質のお湯は我々に至福の時間を与えてくれました。
冬の旅は外で遊び歩くのも億劫になりがちですし、今回は一年ぶりに話すのが目的でしたから、思いっきり話に花を咲かせました。相変わらず【ユーモアに溢れた減らず口】の先生、【毒舌】の師匠、【それを軽くいなして受け流す】圧姫、【聞き上手】のメタボくん、【寡黙】な素人氏と大女神・・・・日付が変わるのも忘れて話し続けていました。
翌日は白樺湖から上田方面の探索をする事にしました。滝巡りに出かけようとしたのですが、コースが凍った山道では諦めざるを得ません。早々にチェック・アウトして蓼科山を巻いて白樺湖から大門峠を抜けて、上田を目指しました。途中、女の神展望台からは南八、南アの甲斐駒・仙丈・北岳がくっきりと望めました。
少し道を間違えましたが、それはご愛嬌です。
上田城の駐車場に車を停めて観光協会を利用します。日曜でも確り係の方がニーズに答えてくれました。
古い街並み・蕎麦屋さん・・・情報を仕入れたら出発です。
仲間はお城など興味が無いと思ったのですが、結構食いついてくれました。とっなったら池波正太郎の世界は私の得意分野です。真田太平記の世界がそこに展開されました。真田幸村と現在の大河ドラマに登場する【上杉景勝】の係わり合いなどは、涙を流さずには済みません。上田に来るとそんな感情が呼び起こされてしまうのが不思議です。
柳町は北国街道に沿った古い街並みが保存されています。小規模ながらもそこそこ雰囲気を楽しむ事が出来ます。特に私の場合は歴史的背景も加味されますから、余計に感じ入ってしまうのかもしれません。
卯建・格子などが続く街並みを楽しみました。上田で最初の水道と言われる【保命水】も街並みのはずれに湧き出していました。
ルーヴァンというパン屋さんの建物は180年ものだそうです。残念ですが内装などは手が加えられましたが、梁は当時のものを見ることが出来ます。お隣は三百数十年だそうです。当然パンは数種類求めました。
それにしても気の置けない仲間との旅行は、何事にも増して楽しい時間でした。何とも言えない安心感は他では得る事が出来ません。毎回毎回似た様な話がなぜ楽しいのか理解できませんが・・・解りません。
何となく・・・何時までも・・・続いて行くと思いますし、続いてほしいと願っています。