新潟 2019
2019のナメコ狩り【新潟・南魚沼】
今年のナメコ採りは10月20日頃に1回目。
どうしたことかナメコがほとんど出ていない・・・まだ早かったのだろうか?
狙いのナメコはわずかばかりの収穫で、外道のムキタケやクリタケをそこそこゲット。
少しだけだったナメコは妻の友達やお隣さんに回って、我が家に残る分はなかった。
前夜遅く到着したので、手早くポトフ。寒い越後の夜には温かい鍋が・・・最高。
さて2回目は・・・11月初旬に計画したかったが、キノコの師匠が山岳会の仲間と屋久島の百名山、宮之浦岳へ。
このあおりを受けてキノコ採りは中旬になってしまった。間が20日も空いては時期を逃がしてしまうかもしれず・・・不安。
それでもルールはルールとして尊重しないと・・・留守の間に手柄を独り占めにはできない。
そして11月15日頃に2回目が。
心配した通り少し遅かったようで、なかなか巡り合えず。やっと見つけても腐り始めたものばかり。
その代わりにムキタケとクリタケはダンプカーで持ち帰るほど収穫できた。
下の写真が今年の収穫の大部分で、例年ならナメコが写っている部分に今年はクリタケ。
仲間のルールでナメコ以外は収穫した人のものとして持ち帰れるが、ナメコは一旦みんなが出し合って良いもの悪いものを選別して平等に分ける・・・はず。
でも、たまには自分が収穫した良いものはキープしておいて、他人が出し合った良いものを平等にと持ち帰る人がいないとは限らない。
寂しい話だけど・・・世の中にはいろんな人がいる。
我がキノコの師匠は人がいいから、利用されないと良いが・・・老婆心。
3回目は11月の末で、さすがに遅くて雪の中を彷徨。酷いところは股のあたりまでのラッセルだった。
それでも収穫はゼロではないのが恐ろしい。もっと恐ろしいのは、こんな天候でもやめようとしない仲間たち。
夜の宴会は河原にテントを張って・・・寒さに震えながらと思うが意外に火を使うのでそれほどではない。
結露でしずくがしたたり落ちるほど、テント内は温かい。
と安心できるのは宴会まで。火を消して寝袋に潜った後、結露したテントはバリンバリンに凍り付く。
地面からの寒さは段ボールを二重に敷いて、さらに銀マットを重ねるとほとんど防げる。
問題は結露したテントの出入り口のチャック。これが凍ったらチャックが開かず出られなくなって、トイレに出られずおもらししそうになったとキノコの師匠が。
夜中に慌てふためいて・・・うるさいなあ! 何してんだよ! と思っていたら、そんな事情があったようだ。
真冬のキノコ採りも・・・それはそれで楽しい経験。