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旅あれこれ 海外10【ソウル 昌徳宮(チャンドックン)】

ソウル  昌徳宮(チャンドックン)

昌徳宮(チャンドックン)【韓国・ソウル】
2016.9.13(火)

世界遺産の昌徳宮は景福宮の離宮として創建され、自然と調和した後苑を要し最も韓国的な宮殿である。1997年に世界遺産に登録された。

美しく広い後苑があったため、他の宮殿より多くの王に愛された。後苑は昌徳宮の敷地の60㌫を締めるほど広く虎が現れたほどうっそうとした森になっている。この日は虎の子ならぬ狸が現れた。

広い後苑は谷間に隠された東屋や池などが配され、歩いて回ってこそ真の美しさが理解できる。

日本語解説のガイドさんの案内で見学でき、随所でユーモアを交えての解説は飽きを感じさせない。

ドラマの中のエピソードを織り交ぜてくれると、そのドラマを見ている私たちは時代考証が良く理解できてさらに楽しい。

日本語解説は  後苑部分が10時30分から2時間ほど。  建物部分が12時半から1時間ほど料金は解説付きで8.000ウオン(日本円で800円ほど)。途中トイレが1か所。

時間を限定はされるが解説を聞いて見学してこそ、世界遺産を身近に感じる事が出来て・・・解説を聞かなかったら、ただ単にわけのわからない建物を見て歩くだけに終わってしまう。

昌徳宮入り口
後苑の日本語解説の集合場所は、後苑入り口
極彩色の朝鮮らしい飾り
ガイドさんは世界遺産ではないので写さないで
宮殿を飾る彩色
狸が登場
さまざまな堂宇が配される後苑
防備のための囲いか?
ここで歴代の王が勉強したらしい
チャン・ヒビンも立ち寄ったかもしれない東屋
民族衣装の韓服で観光するのがブーム
殿閣の屋根には必ずこんな魔除けが鎮座する

青い瓦ぶきの宣政殿は王が執務を行った執務室である。この青い瓦がのちの青瓦台にも通じる。

青い瓦は高級品とされ、権力の象徴として利用された。この時代瓦は黒色しかなく、青が中国から輸入されても、一般に利用されるようになるまではしばらくの時を要した。

後々地方の名士なども青い瓦を利用するようになり、現在でも地方で青い瓦を見たら権力者だった昔があったと思って間違いはない。

執政殿は意外に小さい
王座を巡って幾多の争いがあっただろうか
素晴らしい美術品
官位にしたがって立つ位置が定められている
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