ソウル 明洞(ミョンドン)聖堂
明洞(ミョンドン)大聖堂【韓国・ソウル】
2016.9.16(金)
韓国最初の教区聖堂で韓国カトリック教会の象徴である。最初の煉瓦聖堂で本堂の高さは23メートル、鐘楼の高さは46.7㍍。装飾的な要素を排除した純粋なゴシック様式の構造になっている。
建物の外観が装飾を排した作りなのに対し、聖堂の内部はアーチ状の廊下やステンドグラスなどで空間の美しさを活かしている。
教会と言えば建物そのものが芸術品であるともいえるが、祭壇・聖画・聖像などが美術的価値を一層高めている。
特にステンドグラスは必見である。聖書の内容とロザリオの祈りなどを入れて、字を読めない人でも絵で教理を教える事に利用された。
現在のステンドグラスは1982年に復元されたもの。