ソウル 韓国料理
韓国料理【韓国・ソウル】
2016.9.13~16
韓国料理は基本的には最終的な味付けをせず、味の未調整のまま提供する未完成料理と思っている。
食べる人が自分の好みに合わせてトウバンジャンのような調味料を加えて、自分の味を作って完成させる料理。
日本料理は料理人が“俺の味はどうだ”と提供するのを思うと真逆の感がある。
韓国料理には必ずパンチャンというおかずが小皿で沢山出てくる。それらを一緒にスプーンに乗せて口に運んだりすると、味が完成する瞬間が体感できる。
出て来たときは未完成の料理でも口に入れる段階で、食べる本人が完成させるというわけだ。
テンジャン一つで味が引き締まり美味しさが倍増すると、うまい料理と不味い料理の差は紙一重。食べる本人の味覚次第。
今回の旅ではやはり大きな冒険はできず、日本でも十分食べられそうな料理ばかり。
ここに書くのも腹立たしいものもあった。明洞のうどん店、コショウの味だけのおよそ料理とは言えない酷いもの。かわいそうなので名前は非。
ビルの二階で、窓ガラスにかかれたうどんの文字が良く目立つ。
一番おいしかったのは帰りのJALの機内食。素晴らしい和食でビジネスの特権が十分理解できた。
往路の機内食もまあまあで、JALの機内食は大韓航空とはレベルが雲泥の差。大韓航空とのシェア便だが、機内食だけはJALでお願いしたい。
前回の大韓航空の機内食があまりにひどかったから。
結論・・・日本人には日本人の味がある。教訓。