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冬の南アルプスから帰還

百名山・南アルプス

朝の6時半、椹島発の東海フォレスト送迎バスに乗り・・・何の因果か秋晴れの素晴らしい陽気を自宅に戻るためにだけ使って帰ってきました。
この天候が昨日であるなら・・・。

明日からは天候が崩れるらしく、何より今日は妻の誕生日ですから、当初から【槍が降っても】帰らなければならない計画でした。

それにしても椹島(さわらじま)は遠すぎる・・・延々と車がすれ違えないほどの山道を進むのですが、住所は一応【静岡市】だと言うのですから何だか腹が立ってきます。
【静岡】のイメージとはどうしても一致しないんです。

あらゆる場所が崩落し道路は通行止めで、362号で静岡市街から川根本町へ向かったのですが、この道がやけに狭い。3回もダンプに遭遇し、押し戻されてしまいました。

大井川鉄道の終点【井川】までも、およそ人が住んでいそうもない道を走ります。井川には一応住宅が密集している場所もあるのに・・・あんな道路事情で住んでいる皆さんは良く我慢ができると感心します。

延々、自宅から6時間も要して畑薙ダムに到着してみると・・・車は20台ほどありますが人は一人もいません。わざわざ土曜を外して来たのにその必要はないほど・・・寂しい夜。

夜が明けてやっと一人の若者がやってきました。救われたような気持ちで声をかけると、何と同じコースを行くと判って一安心。
そのあともう一人の若い女性が・・・でも赤石岳へのピストンだと言うので少しガッカリ。椹島へのバスはもう一人を加えた4人だけでした。

バスの中で会話する中、彼女もコースタイムなどを検討した結果、我々と一緒に千枚小屋に向かう事になって、3人は俄かにパーティを結成する事に。南アの広い山塊に・・・我々3人だけがこの日千枚小屋を目指して進む・・・静かと言うよりは寂しい~~。

写真は駒鳥池にたたずむ美女・・・【いえねこ】さんです。

千枚小屋のこの日の夜は強風が吹き荒れ、持っているモノを全部身にまとってもなお・・・ガタガタ震えていました。そんな中、多くの写真家が富士山を狙って数日前から泊まり込んでいたらしいのですが、その中に山岳写真家の【白簱史朗】先生がいました。

お弟子さんが10人ほど付いて来ていて、やはり大先生の貫録は違いオーラがありました。
先生がお弟子さんに見てあげた構図を、我々素人も寄ってたかってファインダーを覗きこみましたが【違い】は素人に判るはずはありません。写真の白髪の方が先生です。

私の作品も

夕日に赤く染まった【赤富士】、または【紅富士】。これが素人のアングルです。

明日は今回のコースや小屋で出会った方との語らいなどを報告します。

コメント

  1. 見事な赤富士ですね。

    それにしても優しいのですね
    奥様、お誕生日おめでとうございます。

    お二人、お幸せに。

  2. たびたびのコメントをありがとうございます。見ていただけると思うと張り合いがあります。

    ちなみに『優しい』と言うよりは【恐妻家】または、古いですが【濡れ落ち葉】という方が正確でしょう。

    私の知識では全く理解していませんが・・・今日の写真のように【さざ波】のように加工する技術もあるんですね・・・勉強します。

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