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阿弥陀岳 Ⅱ

百名山・中央ア、八ヶ岳


この写真は十数年前に赤岳鉱泉のテラスから写した昨日と同じ横岳の大同心です。この写真だとはっきり【合掌】を見ることができます。

十数年のうちに【手の部分】が崩落したのかなー?
あるいは赤岳鉱泉からのアングルだと良く写るのかなー?
いずれにしても本当にお坊さんが合掌しているように見えてしまいます。

話は前後しますが、麦草峠からの下りで狐が何度か姿を見せてくれました。特段驚いた風もなく悠然と森の中に入っていきましたが、もう人間慣れして怖がらなくなっているようです。おそらく冬毛だと思いますが、茶色の汚い色でした。金色の綺麗な色の狐だけを見ていましたから、ちょっと哀れな気もします。

さて、阿弥陀岳は八ヶ岳の中でもマイナーな存在のような気がします。主峰赤岳の付属品のような・・・したがって阿弥陀岳だけを登頂のターゲットとする登山者は今までもこれからもいないと思います。やっぱり赤岳とセットで・・・。

そんな山ですが私にとっては考えようで十分メジャーな存在です。普段は挑戦しにくいのですが最盛期前の鍛錬山行には持って来いのターゲットなんです。4時間で登れる山を2・3座やってから本格的な山に挑む・・・そのステップと考えれば絶対必要で大切な山。

この山を語るのは・・・やはり中岳のコルからの急峻な岩場の登り。高所恐怖症の私にはこのタイプは好きになれません。が、一度は登らないといけない義務があります。

八ヶ岳は夏沢峠を境に北側を【北八ヶ岳】、赤岳、横岳、硫黄岳などの南側を【南八ヶ岳】と分けています。その南八ヶ岳を全部制覇しようと思っているので、その一座でもある阿弥陀登頂は義務・・・なのです。

写真は阿弥陀岳の急峻な岩場、雰囲気が出ているでしょうか?
ハシゴに取り付いて下っている登山者が見えています。岩場ではこうしたハシゴは良くあります。中段に立っている登山者の姿から、岩壁の斜度を想像してください。
経験のない人には、足が震えるほどの角度です。

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