ブログも含め、ごゆっくりお楽しみください。

炎の激走 聖岳 1

百名山・南アルプス

登山に出発する前に殺虫剤で消毒したヤマモモ・・・殺虫効果があったようで新しく増えた虫の巣が見当たりません。しかも新しい若芽がドンドン増えて、緑で覆われてきました。
もう少ししたら再度消毒して確実に駆除します。アドバイス頂いた鉄人さんには『感謝』です。

さて今回の山旅に話は戻ります。今回登頂した峰々は【日本百名山】の赤石岳(二度目)と聖岳、そして【日本百高山】の大沢岳・中盛丸山・兎岳・・・3.000㍍級の峰々をコースとしてぐるっと回ったのでした。

南アルプスの中でも特にハードなコースで、このコースを歩こうと考える人はある程度ベテランです。ですから知り合う方もほとんど山に精通していて、小屋での談笑も楽しく盛り上がります。山ではそれも大きな楽しみの一つなんです。

ところが一泊目の赤石小屋では、食事の付かない素泊まりの私だけ別の建物に泊められたんです。これが・・・何か・・・ジメッとした感じで、ダニでも取り付かれそうで不安でした。

そこで一人で食事の準備をしても・・・楽しくありません。

本館には単独行の方も居たので話のできる方を探しに行くと、岩手から来たという方と話すことができました。私のホームページに来てくれるそうです。


狙い通りに二日目は朝から良い天気・・・赤石岳の稜線を見上げると【下弦の月】が空に残っていました。

3時間ほどの登りで二度目の赤石岳に登頂成功。なぜかこの山の頂上では強風に煽られます。ひょっとしたら今月もう一度赤石岳に登れますので、また強風に煽られるめぐりあわせかもしれません。

赤石岳からも富士山が綺麗に大きく望めました。これから挑む聖岳も視界のほとんどを占めるように、目の前にどっしりと座っていました。

山頂には日本最高点の【一等三角点】があります。日本最高点の三角点が富士山や標高二番目の北岳にあるのではなく、標高で8番目の赤石岳にあるのが不思議でもあり・・・面白くもあります。

赤石頂上避難小屋で30分程休憩して、二日目の宿泊地に向かいます。百間洞山の家・・・
小屋から2時間も下ると到着ですから、二日目としては5時間ほどしか歩かないことになります。昨日が4時間半で今日が5時間ですから、二日合わせて何時もの1日分。

今日は私も2回しか目にしていない花を紹介します。【タカネビランジ】は赤色と白色がありますが、今回はどちらの色も岩壁に貼りついて咲いていました。まるで新進の華道家が生けたアートのようですらあります。とっ・・・いつも思うのですが、でも【自然の造形】ってやっぱり造られたものとは味が違います。

言い古された言葉ですが・・・もし誰かが作ったのであれば・・・それは神の手に依るものに違いありません。

アップするとこんな花です。下界でしか生活しない方が一生目にすることのない花々が沢山咲いていました。何日にか分けて紹介します。

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