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惨状

リタイヤ生活

今日は・・・70年前に広島に原爆が投下された日。

国営放送で・・・残された2枚の写真からの検証番組が・・・素晴らしかったです。

この局でないとできないような・・・確りとした考証で・・・伝わりました。

如何に悲惨だったか・・・まるで仏画の地獄絵図のような惨状だったか。

二度とあってはいけないし、戦争もしたくはないけど・・・。

それだけでは解決しないのが、この問題の複雑さ。

イラクにいきなり侵攻されたクウェートのような状況になったら・・・。

抑止力とは何なのか・・・どうすれば抑止力として機能するのか・・・難しいです。

大国から原爆が撃ち込まれた時、もう一つの大国が自分たちにも原爆が飛んでくるリスクを覚悟して一緒に戦ってくれるの?

我が国の指導者が頼りにする大国との集団的自衛権関連の法整備を、どんなに進めても解決しないばかりか・・・まともな神経でない大国を刺激するだけだと思うのです。

それともまともでない国がギャーギャー騒ぐのには・・・本当に抑止力になっているのでしょうか?

抑止論云々はともかく、核心をついた話を被爆体験者が言ってました。被曝が如何に悲惨で、如何に人間としての尊厳を奪うかを!

そして・・・私は何で生かされたんでしょう? 伝えていけ・・・と言うためでしょうか?と。

体験者が伝えられるのは、あと何年もありません。

この番組を核保有国に見てもらって、核の悲惨さを知ってもらうしかないのです。

当然理解できる人とは思えませんけど・・・どの国の指導者も。

我が国だって指導者を始め、その程度の小僧っ子ばかりですから。議員になって数年のガキが驕り調子づいて・・・みっともない。

しかしこの局は良い番組を作ります。タイムリーで、しかも偏向しない内容で。被曝70年の番組として、企画・取材・勇気に拍手です。

職員が悪い事をしなければ・・・そして会長が変わったら見てあげても良いかな!

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