ブログも含め、ごゆっくりお楽しみください。

小野田寛郎さん

リタイヤ生活

阪神・淡路大震災から19年。現役時代は毎年震災訓練を機に思いを新たにしていましたが、退職して以降韓流ドラマに明け暮れていると、ついつい忘れがちになっていました。

もう一度自分の中で被災者への思いと、近い将来やってくるだろう大震災に思いを確り確認したいと思います。

いろんな大きなニュースが続いています。自衛艦の衝突事故、原発関連・浜松市の食中毒・・・そんな中で私にとってとりわけ大きな存在の方が亡くなったニュース。

フィリピンのミンダナオ島で終戦を知らずに、29年も戦い続けた小野田寛郎さん。当時、かなり前から生存者の話は出ていたと記憶しています。見つかったときには・・・何か【最後の侍】のような畏怖の念を抱いたのを覚えています。

一昨年亡くなった兄はその翌年に生まれて自分の長男に【寛紀】と名付けたほど、その軍人としての姿勢に感銘を受けていました。

【寛】はもちろん寛郎さんから、そして【紀】は小野田さんの故郷和歌山の紀州から取ったのでした。

私の娘も生まれたのは昭和49年で、小野田さんの戦争が終わった年なのです。風貌が私の実父に似ていたこともあって、もう拝見することができないと思うと寂しい思いが一層強いのです。

余生を多くの子供たちの育成に尽力するという姿勢は、古き良き日本人の精神を再生するための活動だったと思います。また昭和が一つ消えて行った・・・・・どうか安らかにお眠りください。

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