娘が埼玉に帰省しても出かけるのは、病院の診察だけ。
それではかわいそうすぎるので埼玉県内で建造物としては唯一の国宝、妻沼の聖天様を観に出かけました。
聖天様は弘法大師が唐から帰国する際に一緒に将来された正式名【大聖歓喜天】が本殿にまつられています。
秘仏で公開はされていません。
その御本殿が国宝【歓喜院聖天堂】です。
何がすごいってその本堂の彫刻類が圧巻で、左甚五郎の作と言われるものもあります。
三門は【貴惣門】と言われ、国指定の重要文化財。
参道の桜は丁度盛りでした。
こうした彫刻が本殿の周りを覆っています。
これが甚五郎の作ではないか?
猿は木登りが得意で・・・調子に乗って木から落ちます・・・川の流れに落ちそうになった時、そこへ鷹が飛んできて猿をすくうというエピソードが語られています。
謙虚に生きなさいという戒めではないかと思います。
あるいは世の中は助けられながら生きていくのだ・・・とでもいうのでしょうか。
参道脇に名物のいなりずしがあって、その名の通り【聖天寿司】。
ここ数年不味くなって食べていませんでしたが、久しぶりに買ってみると昔の味に近づいていました。
美味しいです。
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