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街並み散歩

街並み散歩 海外1【韓国・済州島】

 韓国内ばかりか世界的にも一大リゾート地の済州は、見るからに開発が進められ古いものが失われつつあるように感じる。その一つが道の整備・・・弾丸道路が島内を縦横に横断する。島の反対側までわずか1時間で到達できるようになっている。島内観光のアクセスは非常に便利だ。  さらには建物群だ。数階建てのマンションが海辺に沿って建てられ、時季の観光客を受け入れている。本来済州の風物である火山の島特有の石で囲まれた平屋住宅は、地域地域で僅かに散見されるだけである。 ...
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街並み散歩 北海道・東北7【岩手・奥州】

岩手・奥州(江刺)【蔵のみち】 妻がテレビでオープンセレモニーを見たのが1年ほど(?)前だったと思います。多分この蔵モドキが続く道が完成したのだと思います。機会があったら見に行こうと話していました。 東北地方に用事がありましたので、いい機会ですから寄り道をしてみました。何棟かは本物の蔵が点在していましたが、大部分は蔵風にアレンジされた建物でした。 現役の確りしたものは酒屋さんなど4・5棟で、残りは朽ちかけたようなものとモドキでした。それでも活性化への努力としては評価できますが、観光客が押し寄せるほどの希少価値には程遠いと思います。 関東ではこの程度の蔵群はどの街にも...
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街並み散歩 北海道・東北6【岩手・金ヶ崎】

岩手・金ヶ崎【重伝の武家屋敷】 2010.3.21訪 古くは坂上田村麻呂が築き、阿部貞任(あべのさだとう)の叔父・河堰為行の居城であった胆沢城の城下町。  阿部頼時の女【白糸前】も館としていた。  源氏の祖であり弓の名手【八幡太郎義家】として知られる源義家も陣を張ったことで知られている。この時代のみちのくについては【炎立つ】の作者、高橋克彦氏の著書が一番鮮明に描がいている。  伊達藩の時代にも北辺の警護として、奉行職が配置されていた。  そうした歴史上の重要地点であった金ヶ崎は【重伝地区】に指定され、保存が図られている。  屋敷としてはそれほど残されていな...
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街並み散歩 北海道・東北5【秋田・角館】

秋田・仙北【みちのくの小京都、角館-武家屋敷と枝垂れ桜】 【みちのくの小京都】のコピーが良く知られており、桜の時季には大変な賑わいとなる。位置としては秋田県のおへそのような位置、田沢湖(秋田新幹線も停車)から車で30分程南下するだけ。 武家屋敷群の規模は小さいもののきちんとした意思をもって保存されている。 たとえば街並みのカラーリングなどよく検討されているという感じがしました。住んでいる方たちの苦労は大変なものでしょう。 観光客相手に商売をされている方にとっては景観保存もメリットとなるが、そうでない方にとっては【迷惑】この上ない話にしか過ぎません。 市(今は仙...
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街並み散歩 北海道・東北4【秋田・花輪】

秋田・鹿角【花輪、蔵と市】 秋田県北部、青森県との県境に位置しています。今は大館と言うのかも知れません。 玉川温泉湯治期間中などに息抜きに出かけます。湯治客のために温泉からも定期的にバスが出ています。 朝市としては規模が小さく、今まで何かを購入した事はありません。ところどころに点在する蔵などを見ながら街中を1~2時間散策します。菅江真澄の縁のものも残っているようです。 点在する蔵作りの前に店を広げる人も 人だかりは確か八百屋さんだったか? 活気はイマイチ・・・少し寂しい 見て歩く妻 ...
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街並み散歩 北海道・東北3【青森・黒石】

青森・黒石【仲町保存地区・こみせ通り】 黒石は数度にわたり通り過ぎた事があったが何もない街である・・・と思っていた。津軽藩の流れを汲む黒石もやはり城下町で、通りは綺麗な碁盤の目状にならず微妙にずれているところが面白い。 全国的にも珍しく黒石といったらこれだ・・・というのが【こみせ】である。これは国選定の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。 ご覧のように通りに面して張り出した軒は、地吹雪の中を近郷近在からやって来る人々に、少しでも安心して歩いていただこうとする【思い遣り】に他ならない。新しい街作りを考えたら途方もない邪魔者でしかないこの異物は、津軽の人々の思い遣りの...
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街並み散歩 北海道・東北2【青森・弘前】

青森・弘前【仲町保存地区の生垣】 09.05 弘前城の桜〟が代名詞になるほど桜の名所として知られる弘前、今回のゴールデンウィークも200万人が押し寄せると言う。お城と桜のコラボは【旅あれこれ-旅エッセー-北海道・東北】でご覧ください。 弘前城にはいずれも重要文化財である〝五つの城門〟と〝三つの櫓〟が現存しているが、その北門から市中に出ると目の前が【仲町伝統的建造物群保存地区】である。 僅かではあるが武家屋敷が残り当時を偲ばせてくれる。がっ主人公はそれではない。おおよそ400メート ルにわたって続く【生垣】と【黒門と黒の板塀の家々】を見なければ弘前を語れない。 ...
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街並み散歩 北海道・東北1【札幌】

札幌・【北海道開拓の村】 本来の街並みとは違いますので『ここに掲載する事が適切か?』といわれると、《私の狙い》からも離れています。 しかし北海道の開拓の歴史を見ることが出来ますので、『これはこれでいいか』と考えました。 明治・大正時代に建築された北海道の建築物が移築され、開拓当時の生活を知ってもらうことと、後世に伝える事を目的として博物館として開村しました。 村内は4つのブロックで構成されており、あまりの広さに漁村群と市街地群しか見ることができませんでした。 旧青山家漁家住宅 旧小樽新聞社 旧浦河支庁...
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