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街並み散歩

街並み散歩 北陸・中部・東海24【岐阜】

岐阜・岐阜市【河渡宿】  中山道54番目の宿。明治14年に橋が架けられるまで長良川を越す渡船場であった。  河止めがあると町は潤ったに違いない。1815年水害で水没すると、1.5㍍の土盛りをした。  街並みとしては小さな宿場である。第2次大戦で焼失して、残されたのは3軒のみである。  近年、地域住民が率先して祭りを催行するなど、宿場街をアピールする活動が展開されている。  一週間後にお祭りを控えていた時期に通ったため、準備をしている婦人会の奥さんたちに引き止められて困った。『是非…来週も』と言われたが、次週は伺うことができなかった。 ...
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街並み散歩 北陸・中部・東海23【岐阜】

岐阜・関ヶ原町【今須宿】  中山道59番目の宿で、美濃路17宿の最後の宿。宿として保存されている規模は小さいが、前後に歴史的な遺構・逸話が多く残されている。  静御前の墓所、車返しの坂。柏原宿との中間には【寝物語の里】がある。国境の宿で寝転びながら他国の旅人と話ができたということらしい。美濃と近江の国境の様子が伺える言い伝えである。  往時は7件の問屋場があったようで多くの商人が行きかう宿だったようだが、現在は美濃17宿で唯一問屋場の現存している街並みである。 ...
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街並み散歩 北陸・中部・東海22【岐阜】

岐阜・瑞穂市【美江寺宿】  中山道55番目の宿。旅人の宿泊が少なく、脇本陣もない小さな宿だった。  本陣は問屋山本家が運営した。  古い街並みは美江寺神社付近の、中山道が直角に曲がる前後に見られる。  美江寺宿街並みは明治の震災で崩壊したのちの建築によるもので、比較的近年のものだ。 美江寺宿 本陣跡
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街並み散歩 北陸・中部・東海21【岐阜】

岐阜・垂井町【垂井宿】  中山道57番目の宿。南宮大社の門前町でね東海道と中山道を結ぶ美濃路との追分があった。  美濃路の基点となるこの道標は1709年のもので、中山道にある250余りの道標中7番目に古い。  地勢的には関ヶ原の手前と言うこともあり、重要な位置を占めていた。  街並みとは直接関係は無いが、歩いていると関ヶ原戦当時の武将の陣跡も見ることができる。 街並みとしてはかなり古いものが残されている重厚な街なの感がある。旅籠亀丸屋は現在も営業しているし、磯野家の板塀は中山道歩きを楽しむ人々には見逃せないポイントとして知られている。 ...
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街並み散歩 北陸・中部・東海20【岐阜・美濃加茂】

 太田の渡しを控えて栄えた町である。当時は中山道の三大難所と言われた太田の渡し場は、川止めの度に大勢の旅人が足止めされたのだろう。旅人がこの地に落とした路銀は膨大なものだったに違いない。 かつては恵那から鵜沼までを統括した行政と文化の中心で、重要な地点であったらしく尾張藩の代官所が置かれていた。  昔のままに街道が残されており、それに沿って街並みが静かに佇んでいる。  脇本陣林家が現在公開中で、ボランティアの方が説明してくれる。街並みと一緒にこうした残されている遺産にも是非触れてみては。 この町の古い街並みの象徴とも言うべきものが、御代桜醸造の板塀。必ず写真を撮...
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街並み散歩 北陸・中部・東海19【岐阜・各務原】

 日本橋から数えて中山道五十二番目の宿場。明治24年の濃尾震災で壊滅的な被害を受け、現在の建物はおそらくそれ以降のものと思われる。  街の景観は損なわれ続けてきたが、平成18年から復元しようとする機運が高まってきた。宿場内の道は舗装されているが、建物はしっかり保存されている区間があり、歩いて古い街並みを堪能されては・・・おすすめ。  ただ木曽路があまりにも群を抜いている関係で、美濃路は少し見劣り感を抱いてしまう。最近街並みに少しずつ手を加え整備が進んでいる。電柱の地下かなどが行われるようである。  また寄付を受けた建物を資料館として公開するなど、観光客の誘致を推進して...
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街並み散歩 北陸・中部・東海18【岐阜・瑞浪】

 中山道47番目の宿場。東に十三峠、西に琵琶峠を控えている。美濃路にも木曽路と同様に古い街並みがしっかりと保存されている宿場が多い。中津川宿とこの大湫宿は特に雰囲気が感じられる。  和宮が泊まったという本陣は現存しないが、4軒の建物が国の有形文化財に指定されている。  現在、JRの路線から外れている事が、幸か不幸か開発から取り残された原因と考えられる。隣の細久手宿も同じような時の流れを刻んでいる。  舗装を施されているが道幅は当時のままなので、宿場の往時をしのばせている。ほとんどの建物は現役で活用されている。宿は現在も数軒営業している。宿中央の休憩所の前に7・8台の駐...
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街並み散歩 北陸・中部・東海17【岐阜・中津川】

木曽路の表玄関として栄えた街並みは、他の宿と比較してもやはり大規模なものだと実感できる。 本町辺りには街道情緒が特に残されていて、大型の出し梁造りの商家なども多く見られる。 またうだつのある街並みも残されていて、中津川の古い家並みの特徴でもある。 本町の商店街が旧中山道 うだつ・・・が残る街並み 枡形付近の街並み 枡形付近にうだつが多く残されている
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街並み散歩 北陸・中部・東海16【岐阜・中津川】

馬籠峠の頂上を越え、道は馬籠へと下って行く。木立を抜けて展望が広がると、目の前に集落が現れる。 南木曽で幾度も出会った数軒のそれではなく、比較的大きな街並みを形成していて、20軒は残っていそうだ。 集落と言うより宿場と表現しても良いほどの街並みなのに、これだけの物が保存されているとはほとんど知られて いない。無論観光客を見かけることなどもない。 宿場の趣と・・・住む人の確り保存しようとする心意気が伝わってくる街並みである。
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街並み散歩 北陸・中部・東海15【岐阜・高山】

 街並みというよりは行灯が燈る夜の温泉街の雰囲気を感じてもらいたくて掲載しました。温泉街が力をあわせて雰囲気作りに頑張っています。もう一つ力強い協力体制が感じられない気がしました。実際は私の感が外れているでしょう。  一遍訪れてみてはいかがでしょうか。豊富な湯量で楽しめます。手形で他の宿の風呂も楽しむ事が出来ます。 温泉街で統一された灯り 行灯風 昔ばなしの里・朝市などの入り口 夜通し明かりが通りを演出する 白と黒の建物 朝市のレア物看板、オープン前 ...
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