街並み散歩

　中山道の中でも宿場の雰囲気は五指に入ると思います。妻籠とあわせて訪れる人が多いようです。 　坂道・石畳が特徴で妻籠とはチョット雰囲気が違います。恵那山・中津川の街が望めるロケーションは街並みとしてばかりでなく様々な楽しみを与えてくれました。 　喫茶店でコーヒーを飲みながら恵那山を飽くことなく眺めていました。ここで見ると恵那山も立派な百名山でした。 高札場 中津川を見下ろす 股旅装束の気取りや旅人 馬籠は坂の宿場 趣のあるお店　蕎麦屋？ 民芸品を贖うお店 ...

岐阜・高山【古い街並み】 　念願の高山でした。高山祭りの一週後でしたが山車の引き回しなどを見せてくれました。思わぬ拾いものという感じです。カラクリなども見ることが出来たのですが、うっかり時間に遅れてしまい見ることが出来ませんでした。 　流石の高山はものすごい観光客で溢れていました。レトロ調の街並みは何か落ち着きが感じられました。お医者さんまでが雰囲気作りに協力した造りです。これには感心しました。 　朝市はちょっと想像倒れ・・・でした。 実際に営業している床屋さん プレミヤ物の車 すごい看板 ...

岐阜・白川【夏の白川郷】 　冬に訪れたときとなるべく同じカットを収めて見ました。 であい橋で庄川を渡る・・・伝承館方向を見る 明善寺鐘楼 民宿ふるさとの脇をぬけて 冬と同じアングルで ナショナルトラスト『寺口家』 明善寺を別の角度で 合掌群

岐阜・白川【白川郷－冬】 　妻がずーっと前から『行ってみたい』と言い続けていたのが合掌造りの白川郷です。残念な事に３月なのに大雪に見舞われました。だけど結果としては【雪の白川郷】の雰囲気を存分に楽しめました。 　ライトアップは２月いっぱいで終了ですし、楽しみにしていた集落の俯瞰も大雪で出来ませんでした。希望した事がほとんど叶う事の無い旅でした。

石川・金沢【三間道】 　金沢城などの金沢の中心からは犀川を挟んだ反対側になります。近くには西茶屋街や忍者寺などがあります。お菓子屋さんが多く見られました。実際に今も営業されているようです。金沢の落雁は茶席などでも用いられ伝統が脈々と引き継がれています。お菓子というよりは芸術品と呼ぶほうがふさわしいと思います。店構えだけでも重文クラスでしょう。

　藩主利家が加賀に移るさいに、尾張からつれてきた職人たちが移り住んだ街です。様々な伝統工芸が今に引き継がれています。統一された街並みとしての趣には欠けますが、一軒一軒は実に見ごたえがあります。

　浅野川沿いに立ち並ぶ茶屋。狭いところでは道幅は１メートルしかありません。こんな街並みが堂々と残されている金沢という街の凄さ、加賀人気質が覗えました。ちょうど桜が街並みを装う時季で雰囲気は最高でした。 　残念な事に０８年の夏、浅野川の氾濫で主計町は水害に見舞われました。あの街並みはどうなっているのでしょうか。でも・・・ここまであの街並みを保存してきた人々です。きっと力強く街並みを復興していると思います。 　見事に加賀人気質を発揮している事でしょう。お見舞いを申し上げるとともに、ご健闘をお祈り申し上げます。 　茶屋で遊ぶほどの人間的な余裕も経済力も持ち合わせていませんが...

　茶屋街としては金沢で最も小規模だと思います。早朝に訪れてみました。犬の散歩の方がチラホラといただけで、実に閑散としていました。しかし良く見るとほとんどが実際に営業しているようなお店と感じました。こちらも雰囲気は確り保存されていました。

　金沢は何回も訪れていましたが茶屋街は初めてです。いきなりコールドパーマの看板を掲げた美容室・・・ここでいいパンチを喰らいました。雰囲気は・・・もう説明を必要としないはずです。観光客のいない時間を楽しみたかったのですが、体の疲れが許してくれませんでした。 　神社の脇の坂道を登って茶屋街を俯瞰しました。この古さと高層ビル群の対比が非常に面白く感じました。

　野村家など家老クラスの屋敷が何軒か公開されているが、それよりも土塀が続く雰囲気が余計に楽しめる。 　この雰囲気が保存できているのは、大藩加賀人の気質そのものだと感じた。おそらくはどんな権力にも屈しないような強靭な精神力が培われてきた街だからこそと思う。新しいものに媚びずに堂々と残る街並みは、心根も感じさせてくれる。 土塀が雰囲気を醸し出している 若き日の【ポコちゃん】と【ペコちゃん】 屋敷の中へ